★ この絵の画かれた広告が新聞に載っていた。
こんな状況予防に薬をどうぞと書かれている。
確かに、年を取るといろんなところが弱ってくる。
私は今は86歳だが、一番体力的に弱っていたのは、60代の後半ではなかったかなと思っている。
会社の仕事が忙しかったし、車ばかりで歩くことは少ないし、運動など殆どする時間もなかったから、駅の階段を上るのも息が切れたし、足腰や膝が痛くてずっとマーサージや整形外科のお世話になっていた。
体力の衰えは60代になって顕著になると思うが、この年代は未だ自分の時間もないし、なかなか運動などムツカシイのかも知れない。
こんな体力維持の薬を飲むのも一つの手段かなと思うのである。
★ 70代になって『自分の時間』が十分に取れる定年後の体力維持というか、むしろ『体力向上』を目指すことが肝要だと思う。
私の場合は、70歳くらいから毎朝ストレッチをやり出した。
だんだんと柔軟性が出来て、体を動かすことに苦痛を感じなくなった。
75歳ぐらいから、筋力をつけることを目標に35メートルダッシュを近くの公園で始めたのだが、不思議なことにだんだんとスムースに早く走れるのである。
80歳からは距離を50メートルに延ばして、段々と早く走れるようになっている。
85歳から、ふとしたことでジム通いを始めて1年半になるが、筋力はさらに付いたし、3000メートルのスロージョッギングを始めている。最初はとても走り続けるのは無理だったが、今は30分は大丈夫走れるようになった。
『継続は力なり』というがホントにその通りなのである。
これは、有り余る時間があるから出来るのだと思っている。
だから、是非自分の時間がとれるようになったら、何か運動をされたらいい。
ウオーキングはいいのだろうが、筋力は付かないのでは?
スピードは歩く程度の『スロージョッギング』がお勧めだと思う。
いつまで続くかな?と思っているが、
若し生きてたら、『まずは90歳まで』を目標にしたいと思っている。
一番の効果は、太ももの筋肉が充実して、体がしゃんとしていること。
間違いなく、68歳当時より元気なのである。