★ 私はなぜかこどもの頃から魚が好きである。
『好き嫌い』は理屈ではないので、なぜなのかはよく解らない。
ホントに子どもの頃から、終戦後の何年間かを除いて、ずっと魚がいた生活が続いている。
戦前は、家にも伯父宅にも池があったし、母方の岡山の西田町の家は西川の横で池と川とが繋がっていて、めちゃ大きなナマズなどが勝手に入ってきていて、そんなことで興味を持ったのかも知れない。
戦後は家に池などはなくなってしまったが、ずっと『熱帯魚』を飼っていたし、三木に家を作った時には、何よりも先にガレージの下をT字型の池にしたのである。
その後は、小さな庭に本格的な池を造ったりして、錦鯉を飼ったりして、結構金も掛ったのだが、いまはその池も潰して、ガレージの下の池だけが残っている。
多分日本でもただ一つのガレージの下の池である。車を止めるには何の問題もないし、車がいないときはなかなかの眺めになる。
その池には金魚がこの数年間毎年こどもを産んだり、海老や貝はいっぱいいるのだが、メダカは入れてもすぐいなくなってしまうのである。
★そんなことで、魚を飼うのも『いい加減』にただ『飼っている』だけだったのだが、昨年の7月に『よかたん』でメダカを鉢毎売っていたのを買ってきてから、『メダカ』と出会ったのである。
昨年のブログにこんなこと書いている。
子どもが生まれて、秋口までのどんどん増えて、その数100匹ぐらいになったのである。
そこまではよかったのだが、冬をどうしようかと思って、ちょっと面倒なのでその殆どをガレージの下の池に放して、この鉢には20匹ほどを残して放っておいたのだが、冬を越して数匹が生きていたのは解っていたのだが、6月になってちょっと鉢を覗いたら、2匹ほどメダカの仔どもが泳いでいるのである。
それから私とメダカの生活が始まったのである。
★ 私はやりかけると『凝る』性分で、それ以来ネットで『メダカの飼い方』など調べたら、メダカは上手く飼うと、『毎日卵を産んで』上手に育てたら年に1000匹も産むというのである。
『毎日卵を産む』など俄かには信じられなかったのだが、餌を毎日ちゃんと与えておくと、ホントに毎日のように新しい卵を産むのである。
そんな観察を毎日何時間もやっているものだから、家内には『メダカじいちゃん』と言われてしまっている。
今の鉢の状態で写っているのは、新しく来たメダカである。
メスが二匹雄が3匹ほどいて毎日のように卵を産むので、その藻をバケツに移していまこんなことになっている。
ホントに毎日新しい卵を腹に付けるのである。午後になるとそれを藻に産みつけてなくなるのだが、翌朝はまた新しい卵を腹に抱いている。
バケツには卵のついた藻と、生まれたばかりのメダカが泳いでいる。
卵から孵ったメダカだけで50匹はいるし、 卵のついた藻からは10日ほどでメダカの仔が生まれるので、それを毎日見つけるのが、めちゃ楽しいのである。
★ 実は昨日アマゾンからいろんな種類のメダカを20匹ほど買ったのだが、それはこんな状態で送られてくる。
本屋のアマゾンは今や『メダカ』も売っていて注文すると二日後には届くのである。
今いるのは、『黒メダカ』だが、今回はいろんな種類のメダカが混じったものを買ったので、ひょっとすると新種が生まれたりするかも知れないと思ったりしている。
今この中に今回買ったいろんなメダカが10匹ほど入っている。
残りは、今までの鉢に入れている。
今までのメダカは9月頃までは、子どもを産み続けるだろうし、今回買ったメダカも産み始めることを期待している。
新しいメダカは体長は大きいのもいるのだが腹に卵を持っているのは1匹もいない。多分栄養不足か今まで飼っていた環境が悪いのだろう。
毎日ちゃんと餌を多い目に与えて『栄養をつける』とメダカは毎日卵を産むようになると『メダカの育て方』に書いてある。
今朝見たら、今年生まれた小さなメダカの腹に卵があるのを初めてみた。
メダカはよく生きて2年で、池などで放っておくとメダカの卵は親に食われてしまうというのである。 金魚もいっぱいいるから池に入れておくといつの間にかいなくなってしまうのだと思う。
どんなことになるのか、自分でもよく解ってはいないのだが、時間も情報もいっぱいあるので、勉強しながら頑張ってみたい。
さて、今からの『メダカとの生活』どのように進展するのだろうか?
上手くいけば、またご報告することにしたい。