★朝鮮半島の北朝鮮、韓国問題、沖縄基地問題などと難しい問題が続いている。
こんなに入り組んだ難しい問題に対して、ちゃんと意見を述べよと言われても、難しすぎて解らないと言うのが本音である。
それを安易に末端の、きっちりとした情報も持たない市民にYES , NOなどの答えを求めてみても、とてもそれが正解だとは言えないのだと思う。
例えば、沖縄の基地移転問題なども、Yahoo のアンケートによるとこんな結果になっているが、なんとなく答えた傾向としては理解できるが、それが『正しい判断かどうか』ということになると、これはまた別の話ではないかと思うのである。
沖縄の市民がその希望として沖縄県外を望む気持ちも解るし、知事選で候補者が県外移設を言う気持ちもよく解る。 いま知事を若し目指すのなら、県外移設の方向を取らない限り当選がおぼつかないのだろう。
『然しアメリカは、仲井真氏の当選が普天間基地移設問題に与える影響について、「沖縄県民による日本の内政上の決定だ」と述べるにとどまり、直接の言及を避け、その上で、先の日米合意に基づき、「日本政府と協議を続ける」と述べ、辺野古沖への基地移設を予定通り進めていく考えを示した。』
とニュースは伝えている。
まさに、「沖縄県民による日本の内政上の決定」であることに間違いないのである。
★マスコミもなんでも市民に問いかけて、解ってもいない市民のYES NOの答えを採ったりするのは、いい加減やめるべきだと思う。
市民に問いかけていい問題と、政治家のトップが信念を持って、国の問題として解決すべき問題とがあるはずである。
少なくとも、沖縄問題や北朝鮮問題は、政治家のトップが、国の判断としては何が正しいのかを判断して自らが決めねばならぬ問題だと思う。
国のトップなら判断するためのすべてのデータ―や情報が解るはずである。そういう言う意味では国のレベルの意見がもっと明確に言われなければならないと感じる。
なぜそうでなければならないのか、その理由を明確にしその方向に世論を説得する責任があるのだと思う。
今は、そんな国の果たすべき役割が機能していないように思えてならない。
橋下さんは明確に、ご自分の意見を言っている。
それがいいのか悪いのかは、今のところよく解らないが、これだけ態度が鮮明であれば、その理由などはそのうち明確に解るであろうし、若し以前と意見が変わったのであれば、なぜ変わったのかも、そのうち解るはずである。
大阪としての判断を、知事という立場で明確に言っているだけで、それがいい悪いは、また別の議論であろうが、その時々の政治家の意見としてはそれでいいと思う。
明確に意見を述べる事により、例えば上海万博問題もいい方向に解決した。
中国は一度決めた方向を修正したのだが、それはそれでいいのだと思う。
日本人と違って、世界の人たちは、明確にモノを言う人たちなのである。日本の政治家ももっとはっきりものを言うべきである。
言うべき立場になってもそれが言えない人は、その地位を受けたりしてはいけないのだと思う。
市民は市民なりの、知事は知事なりの、国を預かる人はそのレベルでの、特に政治家はプロなのだから、プロとしての見識が必要だと思う。
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