★「異種、異質、異地域をみんな繋いで楽しい時を過ごそう」
NPO法人The Good Times の設立趣意書にはこのように書かれている。
その書き出しと最後に書かれた「モザイク社会」や「モナリザの名画」のくだりの文章は、当時の三木市の企画を担当されていた「滝の瀬さんの文章」からお借りしたものである。
『 21世紀の少子高齢化社会を「モザイク社会」と言われたりします。
近年、個人の生活も、いろんな団体の活動も、それぞれが好きなことだけを断片的に行う傾向が強くなってきています。そして、これを繋ごうとする力が逆に弱くなっていることから、家族や地域コミュニティの弱体化進んでいるものと思われます。
また、インターネットの世界では、ブログやSNSなどそのシステムの向上は目覚ましく
「異種、異質な組織」が「それぞれの資源や特性」を持ち寄り、「対等の立場」で連携し、イベントや講座の共催、共同運営を行うのに、SNSなどの新しいネットの仕組みは非常に適しています。
この法人の活動は、個々のグループの活動の連携を図るソフトの活動です。
このような社会の新しい仕組みを最大限に利用して、モザイクタイルを貼り合わせ一枚の名画を創作するように、個々が持つすばらしい素材をつなぎあわせて、21世紀のモナリザの名画を描くような新しい活動を企図しています。』
★そんな基本コンセプトで、NPO法人The Good Timesがスタートして1年半が過ぎようとしているが、
世のなかにあまり例のない「システムそのもののNPOソフト法人」だが何とか、設立の趣旨に沿った具体的な活動展開がようやく可能になりつつあると言っていい。
先週までは、考古学の窯跡研究会のみなさんが、
三木アネックスパークといいうモトクロス場のパドックの奥に
1300年前の古代の窯を忠実に再現して
年に一度火入れをして実際に登り窯で陶器を焼くのだが
それに協力したのが、三木市特別支援学校の生徒たちや三木市の陶芸グループの人たちである。
それを繋いでくれたのは、緑が丘こども会のアラケンさんである
昨年に続いて2回目のプロジェクトで、今年の窯出しの様子はこのようなものであった。
別に、NPO法人は何もしていない、ただやりたい会員さんを繋いでいるだけの事である。
そしてその結果は、会員さんのブログを集めたタンブラーやさらにはNPOの公式ツイッターで情報発信されるのだが、その発信先は世界に向けて今のところ105000人である。
★NPOのホームページにあるように全国約40のユニークなグループと1000人を超える個人会員で今構成されている。
これらの会員さんが、自分のやりたいように上手にNPOのシステムを利用すれば世界はどんどん広がるし、じっとしていればそのようにしかならないのは、ブログでもツイッターでも同じことである。
今のところ、
ホームページ、ブログ、ツイッター、タンブラーなどの既存システムと個人会員カードだけの組み合わせだが、
お金がかかるホームページと会員カードは既に出来上がっていて、後のシステムは幾ら使っても無料だから、月々の経費はホームページの維持費5000円だけである。
そんな身軽な環境の中で、来年に向けてまた新たな展開が期待されている。
★関東のグループでも動きがあるが、地元三木では、
『三木社会福祉協議会のボランタリープラザ』 と『三木労音が e-音楽@みき』とその幅を広げて、参加されることになっている。
どのような具体的な展開になるのか?
アイデアはそれこそいっぱいあるが、具体的には今から考えて行けばいい。
先日から活動に参加した、三木労音、e-音楽@みき のグループはこんな新しいブログとタンブラーを独自に立ちあげた。1
三木ボランタリープラザは、テリトリーは三木全体だから、すでにあるハッシュタグ #eーmiki でくくれるかも知れない。
今度の日曜日、NPOの理事会には、二つのグループはオブザーバーで参加される。
来年3月6日には、「まちづくり協議会の講演会」の演題に『NPO法人The Good Times』が上がっている。
そのころまでには、少し具体的に纏めたい。
今、なかなか、いい感じなのである。
★ The Good Times Tumblr 会員さんのon time のブログ集です。