今回は、謎の文字とされる『神代文字』を見にいきました。
なんでも漢字が伝わる前に日本で使われていた文字との事。
通説では日本人は文字を使わない民族とされているのですが
どうなんでしょうか?
ま、ごく普通の神社そうですけど。
三つ巴の神文の他に、桜の神文も使っています。
写真には撮れなかったのですが
神社の入り口は道路より階段で下って入ります。
出雲もそうなのですが、入り口から下り坂になっているのは特殊のようです。
この拝殿の裏に
富士塚があります。
もちろん人工的に造られていて、山が流れてきたという伝承はないようです。
江戸初期から明治にできたそうなんですけど。
山頂の景色はこんな感じ。
登るのがちょっと危険感はありました。
う~ん、富士山が見えないんですけど・・・。
頂上の石碑は明治19年のもののようだけど
この富士塚が江戸初期か明治からなのか?
本題はここではなく、
山の中腹にある
この『天宇受売命』の字の横の文字。
何故ココにこの文字が。
作者は鱸元長。
鈴木じゃなく鱸と洒落ているあたり
何かを問いかけているのかも。
(余談だけど、天宇受売命は猿田彦と夫婦という説もある)
阿比留文字とよばれる神代文字
『ひふみよいむ』
日文(ひふみ)とも
『なやこともち』
なんのこっちゃ?だけどこれは
一二三四五六、七八九十百千
と書いてあるのだ。
何故ココにこの文字が?
これがオーパーツ。
富士だけに22?
昔は『読み書きそろばん』が大事とされた。
この字が読めるか?書けるのか?数えられるか?
と言った意味があったりして??
帰りに向かいのイタリアンでピザを食べながら整理する。
数字には、壱弐参(いちにいさん)の漢字があり
中国読みといわれるが、中国はイーアルサンだし
朝鮮はイルイサム。
一二三(ひとつふたつみっつ)は日本独自とも。
一は『はじめ』とも呼んだり、1日はツイタチともいう。
二十歳はハタチ。三十日はミソカ、五十嵐はイガラシなど
特殊な呼び方もるのも日本ならでは。
もともと一文字に一字を当てていたが
一文字で表せるようになったのも日本独自。
当て字文化。
今じゃ何々と書いて何々と読むといった文化にまでなった。
もしからだけど、大和民族やアイヌ民族だけが文字がなく
滅んだ民族は文字を使っていたのではないか?なんて思う。
漢字が中国から伝わり、カタガナができて平仮名できて
音読み訓読みになったとされるから
この文字に『ひふみ』を当てはめるのは可笑しいと否定はされている。
逆に、これが元にして中国で文字ができ、また日本に帰ってきたんだとも言う人もいる。
真相はどうなのか分からないけど
千葉県内にあるのはこの流山市だけのこと。
ここにロマンを感じる。
失われた文明があったんじゃないですかね?