ちょうど2年前のある日、近所をジョッギングしていると、屋根の上に機械のようなものが取り付けてあり、それをぐるぐると回転させながらが真横を走り去った自動車を見た。
あれが、グーグルのストリート・ビュー用の写真を撮影して回る噂の自動車じゃないかと思った。
後日、PCでグーグル・マップを見ると、やっぱりその通り、私が写っていたのであった。
そして、つい先日グーグル・マップを何気に見ていると、あれ!いない。そう、また同じ通りを撮影車が撮影しながら通過して行き、新しい写真に切り替わったのである。
そこで写しだされた通りを進んでいくと、看板を外し閉店したあるレストランの写真があった。このレストランは、確か昨年末に閉めたみたいなので、と言う事は撮影車はここ1-2ヶ月前に通ったと思われる。
このレストランの隣にも、別のレストランがあったのだが、そこも同じ時期にやめてしまった。多分1年半もたなかったみたいだった。
両店舗とも行ったことはないのだが、味はそこそこだと聞いていた。やっぱり、値段が高すぎたのかなと思う。都心の一等地であれば、強気の価格設定でも結構お客さんは来るのであるが、郊外にある自宅の最寄りの駅近辺の立地では、やはり割高な価格設定では無理がある。味はレストランに劣るものの、たとえスーパーの出来合いの弁当でも自宅で食べた方が安上がりでリラックス出来るのでは?
店が移転であるならまだしも、廃業となると、店舗の改装費用なども無駄になるし、厨房の備品などは買取専門業者によって2束3文の価値となってしまう。
ふと周りを見渡すと、過去40数年に渡って集められた数多くのレコードやCDに埋もれて現在生活しているが、もしそれらを閉店レストランのように業者で処分するとなると、同じ運命になるかと思えガックリしてしまう。
ハード・オフなんかに行くとジャンク・レベルの中古レコードがわずか100円程度で販売されている。経年劣化でジャケットには多少のダメージがあるが、レコードの盤面には傷がほとんど見当たらない。また、レコードをかける時にレコード・プレーヤーのスピンドルの先に接触することによって出来るレーベルの穴の周りのヒゲもほとんど見受けられない。一枚100円で販売となると、仕入れは数10円以下か、最悪ただで引き取られていくことになるんだろうか…
昔から日本人は結構物を大切に扱うし、特に我々の世代は当時高かったレコードをぞんざいに扱うことはありえず、盤面のダメージを避けるために、買ってすぐにカセットにダビングして聴くことが多かったからかもしれない…
新しく買うにはお金もないし、保管するところもすでに満杯、それに買ってしまったら小言を言われそうだし…
そうだ! 今後はもう一切買わないで、古いのを何度も聴こうではないか!
助手:博士! さっき通販業者からザ・カーズのデビュー・アルバムのレコードの発送確認のメイル受け取りましたよ! これって、38年前にオリジナルのLP買って既に持っているんじゃないですか?

赤色のレーベルに、エレクトラレコードのEのロゴ
博士:いや~、その~、持っていることは持っているんじゃが、何しろ今回、5000枚限定プレスの青盤なのじゃよ。それでつい、ポチッといってしまったのじゃ~ 面目無い…
しかし、開封しないでしばらく置いておけば、値段が倍になるかもしれんぞ…
助手:相場をよく知っている人が価値を評価すればそうかもしれないけど、もし需要と供給の関係で誰も興味を示さなかったら、ハード・オフの一枚100円のジャンク・コーナー行きになりますよ。
博士:オー・マイ・ガー、世の中厳しいのう~
アルバム・タイトル:THE CARS
発売日:1978年6月
プロデューサー:ROY THOMAS BAKER、クイーンの初期作品のプロデュースで有名
チャート・アクション:アルバム全米18位、シングル(JUST WANT I NEED)全米27位
JUST WANT I NEEDのボーカルは作曲者のRIC OCASEKと思いきいや、実はベース担当のBENJAMIN ORRが担当、今まで知らなかった。
ジャケット・デザインはメンバーが考えた白黒写真のコラージュであったが、少し奇妙すぎたし数枚の写真がコピー・ライトに引っかかるかもしれないので、レコード会社がそのアイデアを却下。レコード会社主導で、ロシア人のモデルを使って作成。メンバーの当初のデザインはレコードのインナー・ジャケに使用される。

メンバーによって提案されたジャケットのデザイン
THE CARS ― Just What I Needed
あれが、グーグルのストリート・ビュー用の写真を撮影して回る噂の自動車じゃないかと思った。
後日、PCでグーグル・マップを見ると、やっぱりその通り、私が写っていたのであった。
そして、つい先日グーグル・マップを何気に見ていると、あれ!いない。そう、また同じ通りを撮影車が撮影しながら通過して行き、新しい写真に切り替わったのである。
そこで写しだされた通りを進んでいくと、看板を外し閉店したあるレストランの写真があった。このレストランは、確か昨年末に閉めたみたいなので、と言う事は撮影車はここ1-2ヶ月前に通ったと思われる。
このレストランの隣にも、別のレストランがあったのだが、そこも同じ時期にやめてしまった。多分1年半もたなかったみたいだった。
両店舗とも行ったことはないのだが、味はそこそこだと聞いていた。やっぱり、値段が高すぎたのかなと思う。都心の一等地であれば、強気の価格設定でも結構お客さんは来るのであるが、郊外にある自宅の最寄りの駅近辺の立地では、やはり割高な価格設定では無理がある。味はレストランに劣るものの、たとえスーパーの出来合いの弁当でも自宅で食べた方が安上がりでリラックス出来るのでは?
店が移転であるならまだしも、廃業となると、店舗の改装費用なども無駄になるし、厨房の備品などは買取専門業者によって2束3文の価値となってしまう。
ふと周りを見渡すと、過去40数年に渡って集められた数多くのレコードやCDに埋もれて現在生活しているが、もしそれらを閉店レストランのように業者で処分するとなると、同じ運命になるかと思えガックリしてしまう。
ハード・オフなんかに行くとジャンク・レベルの中古レコードがわずか100円程度で販売されている。経年劣化でジャケットには多少のダメージがあるが、レコードの盤面には傷がほとんど見当たらない。また、レコードをかける時にレコード・プレーヤーのスピンドルの先に接触することによって出来るレーベルの穴の周りのヒゲもほとんど見受けられない。一枚100円で販売となると、仕入れは数10円以下か、最悪ただで引き取られていくことになるんだろうか…
昔から日本人は結構物を大切に扱うし、特に我々の世代は当時高かったレコードをぞんざいに扱うことはありえず、盤面のダメージを避けるために、買ってすぐにカセットにダビングして聴くことが多かったからかもしれない…
新しく買うにはお金もないし、保管するところもすでに満杯、それに買ってしまったら小言を言われそうだし…
そうだ! 今後はもう一切買わないで、古いのを何度も聴こうではないか!
助手:博士! さっき通販業者からザ・カーズのデビュー・アルバムのレコードの発送確認のメイル受け取りましたよ! これって、38年前にオリジナルのLP買って既に持っているんじゃないですか?

赤色のレーベルに、エレクトラレコードのEのロゴ
博士:いや~、その~、持っていることは持っているんじゃが、何しろ今回、5000枚限定プレスの青盤なのじゃよ。それでつい、ポチッといってしまったのじゃ~ 面目無い…
しかし、開封しないでしばらく置いておけば、値段が倍になるかもしれんぞ…
助手:相場をよく知っている人が価値を評価すればそうかもしれないけど、もし需要と供給の関係で誰も興味を示さなかったら、ハード・オフの一枚100円のジャンク・コーナー行きになりますよ。
博士:オー・マイ・ガー、世の中厳しいのう~
アルバム・タイトル:THE CARS
発売日:1978年6月
プロデューサー:ROY THOMAS BAKER、クイーンの初期作品のプロデュースで有名
チャート・アクション:アルバム全米18位、シングル(JUST WANT I NEED)全米27位
JUST WANT I NEEDのボーカルは作曲者のRIC OCASEKと思いきいや、実はベース担当のBENJAMIN ORRが担当、今まで知らなかった。
ジャケット・デザインはメンバーが考えた白黒写真のコラージュであったが、少し奇妙すぎたし数枚の写真がコピー・ライトに引っかかるかもしれないので、レコード会社がそのアイデアを却下。レコード会社主導で、ロシア人のモデルを使って作成。メンバーの当初のデザインはレコードのインナー・ジャケに使用される。

メンバーによって提案されたジャケットのデザイン
THE CARS ― Just What I Needed