Our finance department has processed your payment, unfortunately it has been declined. (当社の経理部門が御社に対する支払いの手続きを行っていたところ、残念ながら支払い停止となった。)
Please, double check the information provided in the invoice (attached to this mail) and confirm your details.( 当メイルに添付されている送り状に表記されている情報をもう一度調べた上で、御社の詳細を確認してください。)
Thank you for understanding.
(ご理解感謝します。)
と今日もまた英文でのジャンク・メイルが届く。会社に関するメイルだと早とちりして、添付のファイルを開ければコンピューター・ウイルスに感染しえらいことになる。
日本のジャンク・メイルもしばしば届くのであるが、大抵が架空のサイトの利用料未払いで、これ以上滞納すると裁判沙汰になると脅迫めいた内容である。心当たりのある人は、指定された番号にかければ、裁判を止めるための措置がなされるというお決まりの文言である。
もしくは銀行の名前を語り、架空のサイトに導きインターネット・バンキングのの暗証番号を抜き出す手口なんかのメイルもよく来る。
この手のジャンク・メイルにはもう騙されないのに、ご苦労様なことで、未だに懲りずに送り続けてくる。
1973年、ファンタジー・レーベルから突如発売されたのが、カントリーのカバーアルバムのTHE BULE RIDGE RANGERSだった。
プロデュースには、ジョン・フォガティーの名前が記され、また歌を聴いてもジョンのそれであった。
しかしジャケットを見ると、5名のカーボーイ・スタイルの人物が楽器を構えている。演奏者のクレジットの記載はなかった。
ジョンがメンバーを集めて新しいバンド、THE BULE RIDGE RANGERSをつくったのだろうか? 1972年にCCR名義で出したMARDI GRASはやっぱりCCRの最後のアルバムだったのか?
しかし後で、THE BULE RIDGE RANGERSは架空のバンドで、ジョンのワンマン・バンドと判った。ジョンにはきっちり騙された。
ジョンはマルチ・プレーヤだったから、セッション・ミュージシャンを使ったとしても、最小限で済む。
やっぱり、CCRでのメンバーとのごたごたは懲りたみたいで、アルバムを出すなら、セッション・ミュージシャンを使ってでも、ソロで出した方が揉めなくていいと学んだのであった。
アルバムは、全米47位、シングルのジャンバラヤは16位とカントリーのカバーアルバムとしては大健闘した。
後日、アルバムのジャケットには、JOHN FORGERTY/THE BULUE RIDGE RANGERSと表記され、正式にジョンのソロ・アルバムとされた。
皆様、くれぐれもジャンク・メイルには騙されないように。
Fogerty - Jambalaya (On The Bayou).wmv