CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ジョージの新しいボックス

2017年01月19日 | BEATLES-BADFINGER関連
助手:博士~ 大変です!

博士:何事じゃ! 此処のところブログも更新せずに、昼寝を貪りまったり感を楽しんでおったところなのに。

助手:ジョージ・ハリソンが、なんとアップル・レーベルからダークホース・レーベルまでの全活動期におけるすべてのオリジナル・アルバム13枚をボックス・セットとしてこの二月に出だすみたいですよ。

オール・シングス・マスト・パスは3枚組み、ライブ・イン・ジャパンは2枚組み、さらに2枚の10インチ・ピクチャー・ディスクが付く、計18枚がボックスに組み込まれるとの事です。

音源は、オリジナル・アナログ・マスターテープから、アメリカのキャピトル・スタジオでリマスター!

タワレコによりますと、この18枚組みのボックス、お値段なんと破格の66,949円!

ユニバーサル・ジャパンも抜け目なく、この期を逃さず紙ジャケにて全アルバムを復刻!

お値段なんと...

さらには、記念Tシャツや袋ものなど小物も便乗販売…

博士:もうよい。サクラの入ったテレビ・ショッピング見ているみたいで、気分が優れぬ。

2年前に出た、輸入盤仕様の紙ジャケCDやそのボックス・セットが、ほぼ行き渡ったから、今度は、LPのボックス・セットと日本仕様の紙ジャケの販売。

時間差攻撃で、あれもこれも買わせようとするユニバーサルの手の内は見えとるわい!

少し前までは、プラケースで所有したCDも、紙ジャケが出ればなんとなく購入しておった。

しかし紙ジャケCDとはそもそも、レコードを既に処分してしまった人たちが、懐かしいレコード・ジャケットを愛でるために、レプリカとして発売したものじゃよ。

十数年前には、レコード会社はジャケットを特に愛でるという発想で、レコードのジャケットと同じサイズのジャケットにCDをつけて、でかジャケと称し販売。

ワシもいくらか購入したが、世間的にはやはり収納スペースに問題が有ったのか、ブームとならず消滅。

此処数年では、収納スペースを考えてシングル・レコードのサイズに変更。

LPよりは小さいけれど、通常の紙ジャケよりは迫力有るよ~ 7インチサイズの紙ジャケCDはいかが?

な~んて言ってるけど、ワシにとっては、通常サイズも7インチもあまり意味がない。

何しろどちらのサイズでも、ジャケットに記された細かな文字は虫眼鏡を使わなければ判読不能。

それに通常ジャケットの場合は、文字がつぶれていて、虫眼鏡を使っても判読不能と言うケースも多い。

もうCDの紙ジャケは卒業って事じゃよ。

通りすがりの人:あなたの心はお見通し。

本当はレコードのボックス・セットの発売はかなり気になるが、6万円超の価格に手が出ない。そのため不満の矛先が紙ジャケCDに向けられる。

本当! これだから3流のコレクターは困るって話で。

博士:どうもすみません。

MASSIVE NEW GEORGE HARRISON VINYL BOXのMASSIVEと言う響きについ反応し欲しくなってしまって。