CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ジャケット考察、USA vs TUNA

2017年01月23日 | 考察シリーズ
あ〜、目が疲れる。

昔は、裸眼で両目とも2.0を誇った視力を持ち、受験戦争を終えた後でも、視力は衰えなかった。

それほど勉強に励まなかったんじゃないの〜?と言われれば、頷くしかないが、それでもマンガ本は結構読んだ。

就職してからも、メガネのお世話になったことは一切なかったのだが、PCとインターネットの普及により、毎日目の前で画面と格闘しているとどうしても、まばたきが少なくなりドライ・アイとなった。

その後は、視力も年とともに低下し、今ではメガネがないと小さな文字は全く読むことができなくなってしまった。

本日所用で、街中に電車で出かけると、車内で数多くに人が一様にスマホと格闘しているのを眺める。若いときから、スマホばっかりいじっていると、普通よりもメガネのお世話になる時期が早まるのではないかと危惧する。

ロックの紙ジャケも小さいので、遠目に見ると何のアルバムだったか識別できないことがある。

キング・クリムゾンのライブ・アルバム、USAは1974年に出されたアルバム、STARLESS AND BIBLE BLACKと同じ編成でのライブの音源を収録している。全米125位とチャート的には振るわなかったが、録音状態も良く、彼らの力強い演奏が楽しめるアルバムである。

ジャケットは、ブルーのバック・グラウンドに金属製のコンサート・チケットのようなものを握り、それを高く掲げて いて、さらにチケットの上部が光り輝くデザインとなっている。


もう一つは、REO スピードワゴン の1978年のスタジオアルバムで、タイトルはYOU CAN TUNE A PIANO, BUT YOU CAN’T TUNA FISHだ。

ピアノのチューニングは出来るが、マグロ(TUNA FISH)はダメだ!、すなわちTUNEとTUNAの発音が似ていることからの駄洒落。全米29位とチャート的、大ヒットには至らなかったものの、後年大ブレークする前兆のようなものを感じさせる良いアルバムだ。

ジャケットは、これまたブルーのバック・グラウンドにTUNA FISHが金属製のTUNER(音叉)を上向きに咥えていて、さらに音叉の上部が光り輝くデザインとなっている。


この2枚を薄暗い部屋で遠くから疲れ果てた目でぼんやりと眺めると、どっちがどっちかわからなくなる。

PCの画面と格闘する時は、出来るだけまばたきを多くするよう意識し、目の焦点を近場ばかりに固定させるのではなく、たまには遠くの景色眺めることも必要だと思う今日この頃。

もう遅過ぎるってば! メガネのレンズ変えた方がいいんじゃない!