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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

海外では卵掛け御飯はNG

2017年11月11日 | BRITISH ROCK
博士:ちょっと、君ね~、最近書類の作成で、結構チョンボしているように思うのじゃが…

特に銀行に提出する書類は一字一句正確に記載しておかないと、お金もらえないよ。

助手:すいません。ちょっと考え事していて。

博士:南方ボケにでもなったんかと思ったわい。

ちょっと頭をスッキリさせるために電気ショックなんかどうじゃ。そこに強烈なのがあるぞ。

助手:ちょっとそれはご勘弁を。これ使ったら死んじゃいますよ。

と取り出したのが、ELOの1975年5作目のスタジオ・アルバム、Face The Music。

リード・ボーカルも出来るベーシスト、ケリー・グロウカットが新たに加入し、バンドのボーカル・パートが強化された。

ロイ・ウッドと組んで1972年にバンドをスタートさせた頃の、弦楽器・プログレ・ポップ・サウンドは、実際は数年しか経っていないのにも係わらず、それは遠~い昔のことのように、更にポップさに磨きがかかる。

特にアルバム最後の曲、One Summer Dreamなんて、ポール・マッカートニー調でビートルファンにとっては心地良く聴こえる。

Evil Womanなどのシングル・ヒットによりアルバムも全米8位でゴールド・レコードを獲得、ついに大ブレーク前夜まで辿り着いた。

ジャケに描かれた悪趣味とも取られかねない処刑のため電気椅子が、これを聴かなきゃ死んでもらいますとか、ELOの必殺の電撃ショックはいかが?な~んて意味するのかは定かでは無いが、これを見た人には強烈なイメージが残ることには間違いない。

助手:同じ電気を使った機器でも、ツボをトントンと刺激する電動マッサージ機のほうがいいんですが。

博士:相分かった。ところで何の考え事してたんじゃね?

助手:いやー、博士のクレジット・カード使って、通販で大量のレコードついポチッちゃってしまって… 

その言い訳などをちょっと考えていたわけで。

博士:なんと! あと一ヶ月ちょっとで年末に突入するというこの家計の苦しい時期に!

やっぱり、Face The Musicジャケの刑に処す!

なんと、日本から直輸入されて売っている刺身やうなぎは諦め、ワシは年末まで卵かけご飯をメインとせねばならないのか...

助手:あの~、海外で生卵を食するのは止めておいた方が...

サルモネラ菌なんかが結構付着していると思われる卵の殻を日本のように出荷段階でしっかりと洗浄殺菌しているとは思えませんからね。

生卵って、海外ではあのロッキーさんぐらいしか思いつかないのですが。

博士:だったら、ノリタマのふりかけ御飯じゃ!

といつものようにショボイ結末となる。