CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

悪評高いカーペンターズのレコード買ってみた。

2018年01月29日 | AMERICAN ROCK/POPS
カーペンターズは我が家では、70年代はじめにステレオを買った時に、最初に買ったレコードの一つであった。行方不明となっていて、確かスーパー・スターというタイトルの日本独自編集の初期ベスト盤であった様な。

やっぱり、洋楽初心者にとっては家族受けするメロディアスなソフト・ロック物が無難であった。

いきなりパープルとかゼップを大音量でギンギン鳴らすと、ステレオなんて返品じゃ!って親に怒られることになる。

ところで昨年11月にカーペンターズのスタジオ・アルバムのLPボックス・セットが出た。

懐かしくなり、購入してみようかと思い、アマゾン・アメリカのサイトを覗いて見ると、意外や低評価のレビューが多い。

理由としては、音楽の内容ではなく品質の問題で、センターの穴が少し小さくターン・テーブルにセット出来ない、レコードをプレスした際のエッジのバリ取りがしっかりと施されてなくナイフ・エッジのように鋭くなっていて怪我するかも、とかスクラッチが見受けられたり、チリ音などの雑音が聞こえるなどなど。

てなことで、結構多くの人が交換もしくは返金を申し出ているみたいだ。

昔から海外プレスは評判が良くなく、新品なのに埃だらけとか、指紋がベタベタ。

まあこの程度なら、レコードを丁寧に洗浄すれば音質などの問題はなんとか解決されるかもしれないが、たまに歪んだレコード盤が新品として送られてくこともあると当たり外れが多いのは事実。

特に今回の場合、海外から高額なボックス・セットを輸入し、それを返品するとなると、当然返却時の送料は購入者が負担しなくてはならなく、5〜6キロの重さのものをEMSでアメリカに送り返すとなると一万円近くとなる。

ということで、今回のリスクの高いボックス・セットの購入は見送ることにした。

しかし諦めきれずに、本当に欠陥LPなのかどうか確かめるため、バラ売りのLP一枚を話の種に買ってみた。

タイトルは、大ヒット・アルバムのNow And Then。

本日届いたので早速ターン・テーブルに乗せてみた。

結論として、私が海外のサイトから購入したばら売りのLPはレビューに書かれていたような問題なかったし、今回のリマスターは若干音圧が下げてカットされていて上品な音質だと感じた。

あぁ〜よかった。

もちろん、これはあくまでも個人的な感想で同じものを注文して同じ様に聴こえるかどうかは定かではない。


三つ折りの変形ジャケット

レコードを入れるインナー、レコードがそのまま挿入されていて、ポリのレコード袋はついていなかった

少し前に出た日本製紙ジャケとの比較。“大きいことはいいことだ!”とか”隣の車は小さく見えます〜” なんて大昔のコマーシャルにあった様な。
LPのジャケの印刷は光沢なし、日本の紙ジャケには若干の光沢あり