どれにしようかな〜♪神様のいう通り〜と選んだのが、ロギンス&メッシーナのアルバム。
伝説のバッファロー・スプリングフィールドやポコで名を馳せたジム・メッシーナは、当初プロデューサーとして新人シンガー・ソングライターのケニー・ロギンスのソロ・アルバムを制作する黒子の役であったが、終わってみればメッシーナは演奏やボーカルも担当、さらに楽曲の提供するなどケニー・ロギンスにかなりの入れ込みようだった。
そしてプロデューサーの枠を越えいつのまにかロギンスwithメッシーナと相方となっていた。
そして、2作目となるこのセルフ・タイトルのアルバムから対等の関係となりロギンス&メッシーナが誕生したことになる。
アルバムが出たのは1972年。
その当時は、まだ洋楽はAMの深夜放送なんかで聴くポップ性の高いシングルヒットのみで、次に出したスタジオ・アルバム、FULL SAILからその存在を知った。
ボーカル物、カントリー、フォークそしてロック調とバラエティーに富んだ内容で中々楽しめるし、バックのメンバーもきっちりした演奏を決め前作より成熟した感がある。
アルバムは前作の全米70位から16位へと大躍進。
さすがメッシーナさん、目の付け所が違いますね。ケニー・ロギンスを相方にしたのは大正解でした。