久々にジョージ・ハリソンの作品でも。
1973年に発売された彼のソロ2作目のLiving In The Material Worldは全米・全英でそれぞれ1位と2位、シングルのGive Me Loveも 全米・全英で1位と8位と大西洋を挟んで大ヒットとなった。
(レコードを掃除するのが面倒なので、本日は2014年のリマスターCDで聴いてみる事に。)
ところでジョージの作品にはいつも登場するあのマーク(梵字)。
一体何を意味しているのかと調べてみると、バラモン教をはじめとするインドの諸宗教において神聖視される呪文でa、uとmからなる3音で構成されオーンもしくはオームと発音される。またこの聖音は仏教にも取り入れられているとなっている。
即ち三聖一体によって崇高な境地に至るって教義ですかね。
不思議とキリスト教にも三位一体(トリニティ)って概念があって、世界はどこか奥深くで繋がっている様にも…
などと聴く前から現実逃避の如くスピリチュアル・ワールドへ。
しかし聴き終えると、これが現実なんだ!とうなぎの寝床の様な集合住宅の一室、マテリアル・ワールドへとスゴスゴと帰還する事に。