70年代初め頃のプログレ・ロック全盛時の1971年のジェネシスのアルバム、Nursery Crime(怪奇骨董音楽箱)も印象深いアルバムだ。
今回のアルバムの制作にはギターのスティーブ・ハケットそしてドラムスにはフィル・コリンズらが加入したことで演奏のパワー・アップが図られ、またトニー・バンクスも新たにメロトロンを使用する事によってさらに創作の幅も広がっていく事に。
結果、ピーター・ガブリエルのエキセントリックで芝居がかったボーカルにも更に磨きがかかりジェネシスの生み出すプログレ・ロックの新章が始まる事に。
それにしても不気味なジャケのイラスト。日本のゲート・ボールの原型とも言われているイギリス発祥のクロッケーが描かれているが、丸いボールの代わりに何と人頭が!
オジン・ボケしたオイラの頭にもスティックでガッンと一発、そうすればボケから目覚めてオイラの新章が始まるかも?