本日はCCRの1968年のヒット・シングル、Suzie Qを収録したセルフ・タイトルのデビュー・アルバムでも。
メンバーが西海岸出身も、演奏は泥臭い南部のR&Bをベースにしたシンプルなルーツ・ミュージック。これに当時西海岸で流行りのだったアイアン・バタフライやヴァニラ・ファッジらが多用したサイケデリック調長尺インプロの風味を塗した仕上がりとなっている。
単調と言えば単調なんだけれど、当時東西の大国が睨み合い各地で代理戦争が起こるなど不安定な社会において何か心の拠り所を求めていた若者には緊張を緩和するこの単調なビートに結構ハマったのでは無いかと。
時間に追われる神経をすり減らす現代人も、たまには3分完結ロックではなくこの手のゆったりした展開のロックを聴いて心のリハビリすればいいかも。
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