CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

J-Pop 新時代

2024年12月23日 | JAPANESE

いや~ これほどまでにオイラがオジン過ぎたのを感じた事はない。

昨日、久々に点けた見たテレビでNHKスペシャル、J-Pop 新時代、熱狂は世界を駆けるという番組を観た。最近一番流行りのCreepy Nuts、Number_iと新しい学校のリーダーズなる3組のグループが登場し世界進出を果たしているという内容だった。

Number_iはジャニーズの会社が解散したことから新たに結成されたグループだったのはかろうじて知ってはいたが、それ以外の事は全く知らずにこれら3組の今流行のヒップホップをベースにした曲を初めて聴き、今やすごい事になっているのだと感じたね。

オイラが特に親しみを持っているその昔の日本ミュージック・シーンでは、60年代に洋楽のポップ、R &Bやロックが進出してきてコピーされ更にグループ・サウンズが登場。70年代になるとそれらをベースに日本的なオリジナリティーを更に高めていく事になる。

70年代初めの中心的な存在の一つがはっぴいえんどだったかな。バンドの活動自体は短命だったが、解散後70年代のJ-Popや歌謡界を牽引していく役割をそれぞれが果たしていく事になる。

本日は彼らの1974年に出たコンピ・アルバム、Singlesでも。とは言え当時バンド名義で出したシングルが3枚だけだったので、サイド−1は大瀧詠一の2枚のシングルと細野晴臣のシングル、A面・B面合わせて計6曲。サイドー2に彼らの3枚のシングルA面・B面合わせて計6曲が収録された変則的な内容となっている。

(2001年に再発されたレコード盤)

(巌窟王のエドモン・ダンテスをもじった作詞家、江戸門弾鉄には笑った)

(ヴァン・ダイク・パークスが何気に作曲に参加している)

フォークでもなく、また歌謡曲やグループ・サウンズ系でも無いあちらの影響を受けた不思議な感じで、なるほどこれがニュー・ミュージックなのかと当時じんわりと理解していったものだ。

ところが、21世紀になってJ-Pop 新時代を飾る高速ジャージー・クラブのビートに乗ってBling-Bang-Bang-Bornって歌われるとロートルなオイラにはそのスピードにはもう付いていけないね。

Bling-Bang-Bang-ボケ〜ってなる。