ルー・リードの1972年の2枚目のソロ・アルバム、Transformerでも久々に聴いてみる事に。
このアルバム、デヴィッド・ボウイとミック・ロンソンによるプロデュースでちょうどZiggy Stardustが出た頃なのでサウンド的には兄弟アルバムのような親近感が味わえる。
因みに本作はトランスジェンダーのことを歌っていて、近頃LGBTなんて言葉やたら耳にするのでそれもこの世の一部なのだと今や違和感は感じなくなっているが、この当時だとカミング・アウトして正面から取り組むには結構勇気がいったのではないかと…
あれから50数年経った今このアルバムを聴いて思うに、昔の非常識は今の常識って。
ディランじゃないけれど、本当に時代は変わるのだと体現したね。