本日は邦楽のLP。
チューリップのメジャー活動10周年を記念して1981年に出たアルバム、The 10th Odysseyでも。
プロになってからのオリジナル・メンバーだった吉田彰と上田雅利が脱退し新メンバーが加入しての2枚目のアルバムで、ますます財津和夫のバンド内での存在感が更に大きくなってきた。
実は心の旅だとかサボテンの花だとか彼らの数々ヒット曲は知っていたけれど、ずっと洋楽ばっかり聴いていたので、彼らのレコードを買ったのはこのアルバムが初めてだった。
ジャケ・アートの印象や宇宙がなんちゃらって歌っている曲が収録されているけれど、基本的にはそんなイメージ抜きでまったりとしたアルバム全体の雰囲気が妙に気に入り心地よく聴くことができた。
就職して見習い期間もすでに過ぎ3年目を迎えた当時、就職先が小さい会社こともあってすでに実戦投入され気の抜けない毎日を送っていた。そんな時、多分洋楽ではなく日本語で歌われる少々緩めのミュージックの方が心が癒されると思ったのか結構繰り返して聴いた記憶が…
他の人がどう思おうと、あれから40数年たった今でもたまに聴く個人的な愛重盤であります。
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