3枚のオリジナル・アルバムを出して、尾崎豊と入れ替わるが如く1983年に渡米。
NYでのミュージック・シーンにドップリと浸りその影響を受けて現地で新曲のレコーディングを敢行し、翌年佐野元春のニュー・アルバム、Visotorsが完成。
それまでのナイアガラ系とでも言うか、スマートなフォーク・ロック調とは全く異なる現地で流行りのラップやヒップ・ホップを取り入れたファンキーでソウルフルな野心作となった。
とは言え、まだ日本のミュージック・シーンが彼の地のそれに十分追い付いてなかった事もあって、このアルバムの出来に賛否両論だったような…
今聴けば違和感は全く感じられない当時としては全く画期的な作品だったと思う。
このアルバムに初めて針を下ろし、一曲目のComplication Shakedownを聴いた時は歌を歌うのではなくリズムに合わせて語っていたのには驚いた。
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