CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

もうプログレじゃない。

2022年07月03日 | BRITISH ROCK

プログレッシブ・ロックとは実験的・革新的なロックてなジャンルに言い換えられるのかな?

大まかに言えばロック以外のジャズやクラシック・ミュージックなどと融合、曲は長尺で随所に楽器演奏のテクを披露し、また曲も転調や変拍子などを含む複雑な構成を持ち、さらにシンセやメロトロンなど当時の最新鋭の楽器を使用など特徴が挙げられると思う。

代表的バンドといえば、プログレ四天王と呼ばれたイエス、クリムゾン、ELPにピンク・フロイドといったところであろうか… また、四天王ら比べてまだまだ世界的に人気が少々低かった初期のジェネシスを加えて五天王と称する人もいる。

そして当時上記のバンドらに続くと著名バンドと目されていたのがムーディー・ブルース。しかし、日本では少し緩いと捉えられていたのか四天王ほどの人気は得られなかった。

そんな彼らは1972年の新生ムーディ・プルース誕生から数えて7枚目のアルバム、Seventh Sojournを発表したのちバンドとしての活動を停止し、各自ソロ活動に入っていく。

その第一弾がジャスティン・ヘイワードとジョン・ロッジのデュオによる1975年のアルバム、Blue Jays。

本日はその後1977年にジャスティンが出したソロ、Songwriterでも。

ムーディー・ブルース時代の彼の個性でもあったソフトでジェントルなスタイルが更に全面に押し出されプログレ・ロックの姿はそこには見受けられない。

ジョンがかってSeventh SojournでI’m Just A Singer In A Rock And Roll Bandと熱唱した。

ジャスティンはそれと同様に、地上の楽園を夢見る様なスゲー曲をいつも期待されるけど、オイラはそんな特別なものでは無く等身大の愛の歌を作る一介のSongwriterだって言ってる様な気が...



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