1968年、スティーブン・スティルス、デヴィッド・クロスビーとホリーズをだったしイギリスからアメリカに渡ったグラハム・ナッシュがフォーク・ロック・バンド、CS&Nを結成。
1969年5月にファースト・アルバムを出すもバンドにもっとエレクトリックな要素を加えたいとスティルスから提案があり、ギター奏者を探していたところバッファロー・スプリングフィールドでスティルスと同僚だったニール・ヤングが加入することに。
そして同年8月にウッド・ストックの舞台に立ち、更に翌月にはニューヨークのフィルモア・イーストでの公演の模様を録音したものがLive Fillmore East 1969と銘打たれつい最近彼らの公式音源として発売された。
CSN&Yとしてのライブは1970年のライブ音源をまとめ翌年に発売された4 Way Streetが有名ではあるが、個人的には何故か曲の最後の方だけぶつ切りで収録された中途半端なSuite, Judy Blue Eyesに不満を持っていたので、今回のライブ盤では全編が収録されているとの事からいつもの悪い癖でついこの新譜を買ってみた。
アコギ・セットとエレキ・セットの2部構成となっていてそのどちらもが聴きどころ満載のサウンドが楽しめるが、特に16分にも及ぶDown By The Riverでのスティスルとヤングのギター・バトルはオイラとしてはこのアルバムの最大の聴きどころかな。
一気に60年代末から70年代初めの頃にかけてのあの混沌としエネルギーに満ちたアメリカにタイム・スリップした様な…
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