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ボブ・ディラン 1941年5月 74歳
ポール・マッカトニー 1942年6月 73歳
ミック・ジャガー 1943年7月 71歳
キース・リチャード 1943年12月 71歳
チャーリー・ワッツ 1941年6月 74歳
ニール・ヤング 1945年11月 69歳
ディランは現在11月まで続くヨーロッパ・ツアーの最中で、ストーンズは現在ZIP ROCKツアー(例のステッキー・フインガーの再発のプロモーション)で全米15都市を回り、ニールも全米ツアー中。ストーンズの新譜はご無沙汰であるが、 ライブやアーカイブのアルバムの再発などで忙しく、他の人はライブ活動以外に新譜を出している。
もちろん全員一財産を築きあげ、経済的な余裕があるとしても、この年齢に成っても未だにトップ・アーチストとして音楽活動が出来る力はいったいどこから湧き出てくるのであろうか?
所謂“死に”で42歳が厄年になるとは、よくいったもので、自身を振り返ってみても実際その通りである。
30代は仕事で徹夜や深酒しても、次の朝いつも通りに眼が覚めるのだか、40歳の声を聴く頃から、なかなか疲れが取れなくなり、病院に行って検査すると生活習慣病にかかっていると言われる。
慌てて酒の飲む量を抑えたり、運動を始めたりするのだが、毎日欠かさず実行するとなるとなかなか長続きせず、今日だけと自身につい言い訳してしまいます。そのため40代を中途半端に過ごしてしまうと、50代になれば体のあちこちにガタが来て、医者に通うはめになる。平均寿命は延びたと言われるがそれはあくまで平均値であって、今後どうなっていくのか不安ですね~
1962年にBOB DYLANというセルフ・タイトルでアルバム・デビューしたボブ・ディランは、当時21歳だったにもかかわらず、老成したようなしゃがれた声で淡々と歌った。もっとも違う声も出せるようで、ナッシュビル・スカイラインというアルバムではクリーヤーな歌声を聞かせてくれた。しかしながら、彼のキャリヤ全般を通しては、デビュー当時の老成した歌い方が引き継がれていると言っても間違いではないだろう。
司会:今日はゲストにディランさんに来ていただきました。今でも新譜を出したり、ツアーを精力的にこなしたりされていますが、その原動力は一体何なのでしょうか?
ディラン:それは若さだよ。自分はいつも若いという気を持つようにしているからだよ。まず実際より自身がかなり年をとっているというイメージを持つのさ。そうすれば、実年齢はそれより若いわけだから、そのイメージと比べ、若いと思えば、若くなれるのだよ。年を重ねて、最終的には初めにイメージした年齢と実年齢と同じになる時が来ても、何の違和感もないのさ。
私の歌にMY BACK PAGESという歌がある、内容は抽象的な描写があり、 実際俺が歌っていても難解に思えるので、サビの部分のみを自身に言い聞かせ新たに若いとイメージすればいい。“当時はひどく年を取っていたようだが、今ではその時よりずいぶん若くなっている。”てね。
司会:おおー! そうゆうことですか? いままで歌詞が難解で今までなんのことを歌っていたのかよく解らなかったのですが。そこを強調すればいいのですか?
ディラン:そう、そこのところ。他の歌詞は無視してもいいよ。
司会:なるほど、わかりました。毎朝起きてサビの部分を十回唱え、イメージしてみることにします。それでは、練習としまして、今回は、ディランのガラガラ声でなくバーズの爽やかなコーラスがついたバージョンでいきます。
ではみなさんご一緒に。
AH, BUT I WAS SO MUCH OLDER THEN, I’M YOUNGER THAN THAT NOW♪♪~
というような会話があったかどうかは定かではありませんが、ポジティブなイメージをいつも持つことは重要と思います。
私:ちょっと、ちょっと! あまりいい加減なこと勝手に書いたら怒られますよ。
The Byrds, My Back Pages (lyrics on screen)
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