1997年、前作のCodaから15年ぶりのアルバムが登場。それがレッド・ツェペッリンのCD二枚組のライブ・アルバム、BBC Sessionだ。
デビューしたばかりのバンドの存在を知らしめるにはやっぱりシングルをラジオ曲でオン・エアーして貰わないと中々認知されない。
しかしながら、3分程度のキャッチーなラジオ・フレンドリーなシングル・ヒッターとは対極の彼らの芸風だったので、ラジオ番組に出演してスタジオ・ライブのような形式で数曲を演奏しトータルで味わってもらおうとBBCの番組に幾度か登場した。
本作は1996年から1971年にかけて番組でオン・エアーされた演奏をまとめたもので、彼らの初期の熱い演奏が楽しめる。
デビューから2年以内の音源ということで、ボーカルがスタジオ盤と同等のハイトーンで歌われているのが売りですかね。彼らの公式ライブ・アルバムは本作だけではないが、キーが引き下げられた後年のライブ音源はスタジオ・アルバムを何度も繰り返し聴いてきたオイラとしてはコレじゃないと感じたものだ。
このBBCのシリーズ、ビートルズ、ストーンズ、クリームなど数多くの著名ミュージシャンが同じように音源を残していて結構耳にする。
すんばらし~の一言。
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