本日は懐かしいところでストーンズの1966年の米編集アルバム、AftermathをSACDで。
それまでのアルバムには自作曲とR&Bのカバー曲が収録されていたが、本アルバムは全て自作曲となり、中でもGoing Homeなんてストーンズ史上スタジオ録音での最長となった11分以上にも及ぶ曲とかなりストーンズらしい個性あふれるアルバムとなった。
60年代中期におけるストーンズの米編集盤は、ビートルズのアルバムと同様に当時の国内のレギュレーションに従った12曲以下の曲数変更とアメリカのレコード会社独自の編集がなされている。即ち14曲が収録されたオリジナル英盤、Aftermathから3曲カットし曲順も変更。さらにイギリスでシングルのみで発売され大ヒットしたPaint It Blackを景気を付けるためアルバムの頭に持ってきて、ドラッグ・ソングで有名なMother’s Little Helperは本アルバムには収録せずシングルのみで同時発売と中々商売が上手い。
でっ、ストーンズのSACD盤で聴いてどうだった?
通常のCDのPCM方式と違ってSACDの場合DSD(Direct Stream Digital)方式によってよりスムーズな波形が得られるので一般的には繊細なサウンドが再生されると言われている。
ただガサツなオイラの聴力の衰えた耳でプラシーボ効果が望めないブラインド・テストによって聴き分けるとなるとその違い分からないかも….
猫に小判、オイラにはSACD。
とほほ〜
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます