1979年のアルバム、Black Rose制作後、ギタリストのゲイリー・ムーアが脱退。
その後新たにスノーウィー・ホワイトが加入し活動を継続しアルバムの制作にあたるもかっての輝きを取り戻すことが出来ず、スノーウィーが脱退。またドラック過剰摂取だったツイン・リードの相方スコット・ゴーハムも体調不良を起こす。
てな事でバンドの体をなさなくなってしまった英ハード・ロック・バンド、シン・リジーは解散を決定。
スノーウィーのかわりにシン・リジー解散後にホワイト・スネイクで名をなすギタリスト、ジョン・サイクスの加入で最後の一枚を制作することに。
それが1983年に世に出た彼らの最終かつ12枚目のスタジオ・アルバム、Thunder And Lightningだった。
(輸入盤で西ドイツ・プレス! ヨーロッパ、特にドイツや北欧の連中はハードやメタルが大好物)
ジョンの加入でバンドのハードさが更に強調されチャート的にもイギリスで4位と復活しまずまずの出来、シン・リジーとして有終の美を飾った。
ただバンド創設かつ中心メンバーだった肝心のフィル・ライノットもドラック中毒だったことから86年に死去し、彼のその後のソロ活動やシン・リジー再結成期待の目を摘んでしまうことに。
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