1979年の大作、Tuskの制作が終了してもその創作意欲は衰えず、1981年にソロ・アルバム、Law And Orderを発表したフリートウッド・マックのリンジー・バッキンガム。
Tuskでの彼の提供した作品群はちょっと実験的な曲もありその評価は分かれたけれど、彼らしい個性的な作品だった。
今回のソロではその延長線上の作品集だとも言える。
当時の音楽関連の識者達からはデモ音源のようで完成度が足りないなどと酷評されたが、バンドのレコーディングのようにレーベルから絶えず売れ筋を求めるプレッシャーから解放され、仲間内で肩の力を抜いて制作された作品だと思う。
当然その様な雰囲気はリスナーにも伝わり、アルバム全体をリラックスして聴き通せる。
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