CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

我って自分の事?

2018年04月24日 | AMERICAN ROCK/POPS
博士:我思う、ゆえに我あり。

助手:デカルトの名言ですね。

博士:我って言葉は一人称で自身の存在を示すのじゃ !

ただ関西の一部の地域では、余り係わりたくないようなヤンチャな人が2人称で、“ワレ! ど頭(どたま)かち割ったろか〜!”と威嚇目的で使う場合もあるので、その用法にはくれぐれも注意しなければならない。

しかし、ロックの世界では少し違うのじゃ。

助手:ところで今日紹介するのは、知っている人は知っているが、知らない人は全くご存知ない70年代ウエスト・コーストのシンガー・ソングライター、Warren Zevonですよね。

博士:彼がアセイラム・レコードから1976年に出したセルフ・タイトルの2枚目のアルバムは中々の力作だぞ。

助手:あのジャクソン・ブラウンがプロデュースしていて、客演メンバーはウエスト・コーストを代表するミュージシャンばかりの話題作でしたね。

博士:その通り。

なんとギターにはワディ・ワクテルとジャクソン・ブラウンの当時のアルバムの常連のデビッド・リンドレー、ベースにセッシオン・ミュージシャンのボブ・グローブ、フリートウッドマックのリンジー ・バッキンガムとスティービー・ニックス、イーグルスからはドン・ヘンリーとグレン・フライ、そしてJ.D. サウザー、サックスのボビー・キーズにビーチ・ボーイズのカール・ウイルソンなどなど。

助手:さらにバック・コーラスにボニー・レイット姐さんまで登場する 超豪華メンバーですね。


博士:リンダ・ロンシュタットは、Mohammed’s Radio、Poor Poor Pitiful Me、Hasten Down The WindにCarmelitaなどこのアルバムから4曲もカバーして、大ヒットした彼女自身のアルバムにそれぞれ収めているのじゃ。

助手:淡々と歌う様が地味と捉えられたのか、残念ながらチャート的には189位と振るわなかった。

地味頁:誰か呼んだ?

博士:今日はお呼びでない。

彼の知名度が上がるのは次作まで持ち越されたが、これだけのメンツが集まって一枚のレコードを制作できたのは、Warren Zevonに人望があったのではないかと勝手に推察してしまうのう〜

助手:あれ? そう言えば我についての話はどうなったのですか?

博士:エェ〜と(汗)

もうお気づきかと思うが、せっかくなので…..

Warren Zevon

ワァ〜レン・ジボ〜ン

ワレ・ジボン(ワレ! ど頭かち割ったろか〜!のワレではない。)

われ・じぶん

我は自分

バンザイ〜!

こんなことじゃ、人望失くしてしまうかも。

エェ〜! 人望なんてあったの?


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