昨年ビートルズのベスト盤とも言える赤盤・青盤がデミックスによる増補改訂版としてされ再発された。
ただ強気の価格設定にボンビーな4流コレクターとしては今だに手がでない。
考えてみれば彼らのデビュー・アルバム、Please Please Meは1963年に発売され、その当時の一般的なリスニング装置といえば電蓄によるモノラル再生が主流で、ステレオ音源はオマケみたいな扱いだったと何かの本に...
1987年、ようやくプロデューサーのジョージ・マーチン監修による丁寧なデジタル音源化が図られ、更に2009年にモノとステレオ音源の両方がリマスターされた。
リマスター盤が発売されてからは、1987年にデジタル化された旧音源は全く聴く機会が無くなってしまった。
本日は久々に旧規格のPlease Please MeのUKプレスのモノラルCDでも。
一聴すると、旧規格の音源はいいね。
2009年に登場したモノラルのリマスター音源と同じ音量でブラインド・テストすればオイラの駄耳では多分区別がつかないだろう。
我が家にステレオが登場したのは70年代を数年が過ぎた頃でそれまでは電蓄かモノラルのラジオで音楽を楽しんでいたことから、当時の人たちが聴いていた初期のビートルズの雰囲気を味わいたいならやっぱりモノ音源一択ですかね?
って負け惜しみを言ってみる。
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