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オイラのアルバム・レビュー

2024年06月05日 | AMERICAN ROCK/POPS

1980年代末から90年代にかけてメンバー・チェンジを繰り返すもかっての輝きを取り戻すことが出来なかったフリートウッド・マック。

1997年に全盛期のメンバーが集結し、グレーテスト・ヒット的なライブ・アルバムを出した事で息を吹き返したものの、その余勢をかってすぐにオリジナル・アルバムを出すには至らず、その後クリスティーン・マクヴィーが引退を理由にバンドから脱退する戦力ダウン状態となった。

4人組となった彼らは2004年に待望のオリジナル・スタジオ・アルバム、Say You Will が完成させ久々に全米チャートを賑わした。

全盛期にはリンジー・バッキンガム、スティーヴィー・ニックスとクリスティンの3人のソングライターが三者三様の個性を発揮しバランスの取れたアルバムを次々出してきたが、クリスティンが抜けたことによってバラエティーさが失われてしまうのではと心配したものの、このアルバムではそれほどの違和感はなくまたリンジーのアバンギャルドさも控えめで好感の持てるマックらしいアルバムとなった。

ただ1枚のCDに収録時間75分超のトータル18曲が収録されたことによりオジンなオイラにはちょっと聴き疲れしてしまう問題が…

それぞれの曲の出来は良くBGMとして全体を聴き流す分には問題ないが、収録曲をさらに厳選して12曲・約50分程度に短縮すれば、何度もリピートしたいよりメリハリの効いたアルバムになったと思うのだが。

相変わらず、大したこと語ってねぇな。

どうもすいません。



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