70年代のブラス・ロックと言えばシカゴ、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ、タワー・オブ・パワーに芸風は違うがアース・ウィンド・アンド・ファイヤーあたりが思い浮かぶがチェイスも忘れてはならない。
4本のトランペットと他のバンドとは一味違う編成で迫力あるサウンドを繰り広げる。
バンドはビル・チェイスを中心に1970年に結成、翌年のファースト・アルバム、Chaseが全米22位と大ヒット。
本日はそのアルバムからシングル・カットされたGet It On(黒い炎)でも。
久々に聴いて、そのスピーディーでハードな展開に圧倒された。
いゃ~ ブラス・ロックっていいものですね。
「黒い炎」は、未だにBGMでも使われているのが嬉しいですね。
自分が持っている「黒い炎」のシングルは、
「ウィークエンダー」で使われた「ボッチャワ」との
カップリングで再発されたものですね。
この当時のテレビの選曲のセンスは素晴らしいものが多いです。
新メンバーを加えて3枚目のアルバムを制作し再出発したものの、その後ビル・チェイスを含むメンバー4人が飛行機事故で亡くなるなどバンドにとって負の連鎖が続いたのが非常に残念でした。