CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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L’Isola Di Niente(何も無い島)

2023年09月19日 | PROG ROCK

イタリアのプログレ・バンド、PFMはELPのマンティコア・レーベルと契約し、1972年のセカンド・アルバム、Per Un Amico(友よ)がPhoto Of Ghost(幻の映像)と改題され英語盤が発売された。

その2年後の1974年サード・アルバム、L’Isola Di Nienteが登場。前作と同様に英語盤、The World Became The World(甦る世界)も出た。

(打ち抜かれたジャケからインナー・スリーブのアートがみえる。)

(インナー・スリーブのアート)

(インナー・スリーブを抜き取ると、何やら災害にあった様な風景が... これは一体何を意味するのか?)

本日は、そのイタリア語盤、L’Isola Di Nienteでも聴いてみる。

イタリア語盤と英語盤の違いは、歌詞の内容が異なる、ボーカルがイタリア語であるか英語であるか、収録曲数の違い(英語盤には彼らのファースト・アルバムから英詞をつけて改題したThe World Became The Worldを余分に収録しているため1曲多い)と曲順。

そのため両アルバムを通して聴けば、違った印象を抱くかも。

まあ違いのわからぬ私などは、英・伊のジャケ違いを大いに喜ぶことに。

(英語盤、The World Became The Worldのジャケ。打ち抜き箇所を組み立てると立体的な島が現れる。)



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2 コメント

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Unknown (sakaki45)
2023-09-21 20:39:40
発売当時は、緑盤は輸入盤を探すしかなかったらしいですが、
逆にCDの方は、青盤がなかなかCD化されなかったですね。
最初は緑盤しか聴けなかったなぁ。
PFMすげ~って思いましたよ。

青盤の英語詞はピート・シンフィールドだったから、
その当時からは注目されてたようですね。
1曲目から総立ちだったと言われている
初来日公演を体験出来た人が羨ましいです。
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Unknown (博士)
2023-09-22 20:47:39
今の様に通販で海外のサイトから買えなかった70年代の頃は、大都市にしかなかった輸入盤専門店に行かなければ輸入盤を手に入れることは出来なかったですね。まして英米盤と以外となると、入荷していなことがほとんどでハードルが高かった。

国内盤がプレスされるまで待つことに。

PFMの場合はELPに見出されたことから、彼らが海外進出が出来て非常にラッキーなバンドでした。
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