本日はイギリスのプログレ・ロック・バンド、Strawbsでも。
A&Mレーベルから1968年にフォーク・ロック・バンドとしてデビュー。その後プログレ色が強まりサウンドもヘビーになりそこそこ活躍したものの、8枚目のアルバム、Nomadnessの売れ行きが力作だったにも関わらず芳しく無かったことからA&Mとの長期契約が打ち切りとなる。
1976年、ポリドール傘下のマイナー・レーベル、オイスターと契約しプログレ・サウンドは継続し更にポップ度を高めるも何故か不発。2枚のアルバムを出した後契約が終了。
バンド・リーダーのデイブ・カズンズはこれをもってバンド活動の停止する意向だったものの、大手のアリスタ・レーベルのボスである、クライブ・デイヴィスに口説かれたことから契約を交わし1978年に渾身のアルバム、Deadlinesを出す。
(ジャケのデザインもヒプノシスを起用して結構気合入っていたんだけれどね.....)
しかし時代が悪かった。
時はニュー・ウェイブ。旧態のプログレ・サウンドでは見向きもされず結局このアルバムを出して契約解除となり、バンドも一旦解散と相成った。
いくら長年の経験があっても流行を掴むって至難の技なんだと改めて思った次第。
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