結構この地に長く暮らしているが、これだけ連日雨が降り続くのはあまり記憶に無い。
いつもは日中、半袖のTシャツに下は半パンという南洋仕様のいでたちで、週末は家の中でゴロンとしているわけであるが、小雨の夜となると結構冷え込み長ズボンともう一枚Tシャツを重ね着する事になる。
そんな肌寒い夜にはやわらかい歌声のフォーク・ロックがマッチする。
1978年にIan Mattewsが出したStealin Homeなんかどうであろうか?
英国のトラッドフォークバンド、Fairport ConventionのメンバーだったIan Mattewsはバンド脱退後、ソロや自身のグループでアメリカン・フレーバーのアルバムを数多く出してきた。
このアルバムはヒットしなかったが、シングル・カットされたDon’t Hang Up Your Dancing Shoes やShake It(ウェスト・コーストのSSW、Terence Boylan作のカバーで、彼の地ではオリジナルよりヒットした記憶が)などが当時ロス・アンジェルスにちょこっとだけ住んでいた頃、カー・ラジオからよく聞こえていたのを思い出す。
あれからちょうど40年、俺も歳をとったもんだと思う。フッ!
助手:博士、何かっこつけてんですか?
博士:いやぁ~ 申し訳ない。つい調子にのって似合わぬせりふを吐いてしまったわい。
助手:あのね、Tシャツの重ね着だけでなく、腹巻しておいた方がいいですよ~。もういい歳ですからね。
博士:まさか? 腹巻なんてここで使うなんて思わないから、日本から持ってこなかったぞ!
助手:それじゃ、バス・タオルでもおなかのところに巻いて置いてください。
相変わらず不恰好ないでたちの博士はさておき、癒し系Stealin Homeは中々いけると思います。