◆ミカワチドリ(三河千鳥)
チドリの名を冠した小花を咲かせるアジサイです。
咲きすすむとガク片が垂れ下がってチドリの飛ぶ姿を連想させるそうです。
別名・天竜千鳥
静岡県浜松市の旧家の敷地内で発見されたとのこと。
ガクアジサイ系ですが、園芸種なのか変種なのか、
詳しい由来はわかっていない謎を秘めたアジサイだそうです。
▼七段花(しちだんか)
江戸時代に栽培され、シーボルトの『日本植物誌(フローラ・ヤポニカ)』でヨーロッパに紹介されましたが、
その後、誰も実物を見たことのない幻の花となっていたそうです。
およそ130年の時を経て、神戸の六甲山に自生しているのを1959年に発見。
「六甲の幻の名花」と呼ばれることに。
ヤマアジサイ系の淡い青色の花は、落花までの間に薄紅、濃紫と変わっていくそうです。
ガク片が七段に重なるのが七段花という和名の由来。
▼ベニガク(紅額/紅萼)
シーボルトの書いた『日本植物誌(フローラ・ヤポニカ)』にも掲載されている古い品種だそうです。
▼マヤベニガク(摩耶紅額)
ベニガクもマヤベニガクも、咲きはじめは白い花ですが、
時間の経過とともに少しずつ紅色に染まっていきます。
▼キヨスミサワアジサイ(清澄沢紫陽花)
白いガク片が紅色で縁どられた可憐な花でした。
千葉県の清澄山が原産。ヤマアジサイの変種。
健丈な性質で、園芸品種の母種となることが多いそうです。
▼コアマチャ(小甘茶)
三枚のガク片がすっきりと涼しげ、清楚なアジサイでした。
江戸時代から栽培されている古品種とのこと。
▼オオヤマレンゲ(大山蓮華)
朝、入園後に見つけた蕾、帰路につく前に立ち寄ったら開花していました。
参考:神戸森林植物園
https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/
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