気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

秋の渡りのシギ ヒバリシギ・トウネン等々

2022年08月25日 | シギの仲間 2021~

秋の渡りのシギやチドリたちが日本に立ち寄る時季になりました。

野鳥愛好者の間では シギ、チドリの仲間は親しみを込めて「シギチ」と呼ばれます
私の地域の人口浜やため池にもシギチが姿を見せています。


この日は、水の減った溜池の干潟にトウネンやソリハシシギが見られました。







トウネンたちは今年生まれの幼鳥のようです。
「とうねん」という名前は「当年生まれの赤ちゃんのように小さい」という意味だそうです。
5羽の小さなシギたち まさにトウネンそのものでした。


ソリハシシギ(反嘴鴫) Terek Sandpiper 全長 約23㎝
チドリ目シギ科ソリハシシギ属

トウネン(当年)  Red-necked Stint   全長約15㎝
チドリ目シギ科オバシギ属


トウネンやソリハシシギから少し離れたあたりをちょこちょこ動く二つの影
小石や渇いた泥にまぎれるようにして小さな鳥が二種



ヒバリシギ(左) コチドリ(右) いずれも幼鳥のようです。






ヒバリシギは、さきほどのトウネンよりさらに小さなシギの仲間です。
年々数が減っているともいわれ、私もせいぜい一年に一羽ずつしか確認できていません。





渇いた泥の間に身を伏せて休憩するヒバリシギ
しきりに上空を警戒しています。
開けた水辺で採食するシギチは、猛禽類に狙われやすい存在です。




◆ヒバリシギ  SHOREBIRDS OF JAPAN 日本のシギ・チドリ類
http://stints.a.la9.jp/calidris/longtoedstint.html


ヒバリシギ(雲雀鴫) Long-toed Stint 全長約14㎝
チドリ目シギ科オバシギ属

コチドリ(小千鳥)Little ringed plover  全長約16cm
チドリ目チドリ科チドリ属


コチドリや一部のシギの中には、当地にとどまり越冬するものもいますが
大半のシギたちは、ここを渡りの中継地としています。
この池でしっかり栄養補給して、南の越冬地までの長い旅を無事に果たして欲しいものです。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (11)
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