黒い体に白いクチバシと額板 そしてルビーのような赤い瞳
オオバン(大鷭)は妖しさを感じさせる個性的な姿の水鳥です
オオバンの一番の得意技は潜水でしょうか
水面に逆立ちするようにして勢いよく反動をつけ水中へ潜ります
オオバン(大鷭)は妖しさを感じさせる個性的な姿の水鳥です
オオバンの一番の得意技は潜水でしょうか
水面に逆立ちするようにして勢いよく反動をつけ水中へ潜ります
水中や水底から藻や水草の茎を採って引き揚げムシャムシャ
あれ?お尻に菱の実がついています。
その昔、忍者が撒き菱に使ったというトゲトゲした実です。
こうして水鳥の羽毛に絡みつくことで、菱は他の池へと実を運んでもらって増えるのでしょう。
・・・それにしても、オオバンは、お尻がチクチク痛くないのでしょうか?心配になりますね。
歯というか、クチバシの端はギザギザになっていて意外と鋭いですね。
これなら藻や水草を楽に噛み千切ることができそうです。
お尻だけを浮かせてモゾモゾしていると思ったら・・・
水中からビニール袋に入った異物を引き上げました。
間違ってこれを食べてしまうと消化できず体内に留まり命の危険があります。
幸い、このオオバンは異物だと気づいたようですぐに袋を放しました。
池や海、河川にゴミを捨てるのは、そこに生きる自然界の生き物たちの命を奪う行為です。
オオバン(大鷭) Black coot 全長約39㎝
ツル目クイナ科オオバン属
◆オオバン e-bird
https://ebird.org/species/eurcoo?siteLanguage=ja
今日も最後まで閲覧して下さってありがとうございます。
今年もあとわずかですねぇ。
オオバンは、こちらでは近年増えてきた野鳥の一つです。昔は、見つけるとわくわくしていましたが・・・。
池や沼に釣り糸やビニールなどが捨てられていると、カモ類などの水鳥たちが誤って飲み込んだり、体に巻き付いてしまったりする場合がありますね。自分も、ゴミは持ち帰るようにしています。
早いものであと半月で今年も終わり、光陰矢の如しですね。
オオバン、関西でも十年ほど前は珍鳥の部類でした。
年を追うごとに数が増えている印象です。
ビニールゴミや釣り道具の放置は、野鳥をはじめ自然界にとって深刻な問題ですよね。
せめて自分と家族だけでも…と、きちっと持ち帰りを徹底しています。