気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

オオバン 特技は潜水!

2024年12月13日 | オオバン

黒い体に白いクチバシと額板 そしてルビーのような赤い瞳
オオバン(大鷭)は妖しさを感じさせる個性的な姿の水鳥です
オオバンの一番の得意技は潜水でしょうか
水面に逆立ちするようにして勢いよく反動をつけ水中へ潜ります




水中や水底から藻や水草の茎を採って引き揚げムシャムシャ











あれ?お尻に菱の実がついています。
 その昔、忍者が撒き菱に使ったというトゲトゲした実です。

こうして水鳥の羽毛に絡みつくことで、菱は他の池へと実を運んでもらって増えるのでしょう。
・・・それにしても、オオバンは、お尻がチクチク痛くないのでしょうか?心配になりますね。



歯というか、クチバシの端はギザギザになっていて意外と鋭いですね。
 これなら藻や水草を楽に噛み千切ることができそうです。



お尻だけを浮かせてモゾモゾしていると思ったら・・・


水中からビニール袋に入った異物を引き上げました。
 間違ってこれを食べてしまうと消化できず体内に留まり命の危険があります。

幸い、このオオバンは異物だと気づいたようですぐに袋を放しました。
 池や海、河川にゴミを捨てるのは、そこに生きる自然界の生き物たちの命を奪う行為です。


オオバン(大鷭)  Black coot   全長約39㎝
ツル目クイナ科オオバン属


◆オオバン e-bird
https://ebird.org/species/eurcoo?siteLanguage=ja



今日も最後まで閲覧して下さってありがとうございます。

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アオサギとコウノトリ

2024年12月13日 | コウノトリ

水を抜いた溜池は絶好の餌場 多種多様な野鳥が集まってきます
鳥たちの大きさを比較するチャンスでもあります

コウノトリ(鸛、鵠の鳥) 全長 110~115cm 
アオサギ(青鷺、蒼鷺)  全長 90~98㎝

上の写真から数値以上の対格差を実感できます
(背後のコサギ(小鷺)全長 55~65cm)



アオサギ(若鳥)とコウノトリ(一歳半)
 
↑ 上の写真のアオサギは若鳥ですが、体は大きい個体です
↓ 下の写真のアオサギは成鳥ですが、小柄な個体です。
    コウノトリとの大きさ比較で、アオサギ同士で個体による大きさの違いを目測できます。

人間と同様に同じ種類の鳥でも全長には個体差があります。
見た目の印象から一回り、二回りほど大きい、小さいと感じることも多いです。



姿勢によって大きさの印象も違って見えますが、クチバシなど頭部の大きさに注目
 歩行中のアオサギは背後にたたずむアオサギより明らかに小柄な個体でした。




冒頭に掲載した写真の連写ですが
 手前に写っているアオサギが小柄だと、背後のコウノトリ、コサギと比べても伝わってきます。



顔をうずめて仮眠するヘラサギの手前を通過するコウノトリ



コウノトリ(鸛、鵠の鳥)Japanese white stork 全長約110~115cm 
コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属

アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約90~98㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属

ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill 全長約85cm
ペリカン目トキ科ヘラサギ属


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
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