気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

妖艶な赤い瞳 オオバン

2024年02月04日 | オオバン

黒い体に象牙色のクチバシと額板 そして、ルビーのような赤い瞳
オオバン(大鷭)は時に禍々しさも感じさせる独特の風貌です

近年は日本で観られる個体数が激増し、冬の水場ではどこにでもいる存在となりましたが
私が野鳥撮影を始めた10年ほど前には、数も少なく珍しい冬鳥でした
旅先の諏訪湖でオオバンを観て感動した記憶は今も鮮明に残っています



↓ 瞬膜を閉じたところ
  オオバンは潜水して水草や藻、時に小魚を捕食することも。
 水の中でも良く見えるように瞬膜は透明なのですね。



まぶたの色は白っぽい










オオバン(大鷭)  Black coot   全長約39㎝
ツル目クイナ科オオバン属

オオバンは、我孫子市(千葉県)の市の鳥になっているそうです(昭和63年12月1日制定)

◆オオバンはどんな鳥? 我孫子市の鳥 オオバン
https://www.city.abiko.chiba.jp/bird-mus/info2/info6/oban.html


今日も最後まで見てくださってありがとうございました。
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横暴なアメリカヒドリ

2024年02月03日 | カモ 2023年秋~

アメリカヒドリ(アメリカ緋鳥)は名前の通り北米に分布、少数が冬鳥として日本に渡来
ヒドリガモの群に1羽だけ混じって溶け込んでいることが多いです

地域の海岸でもオスのアメリカヒドリが1羽、ほぼ毎年のようにヒドリガモに混じって越冬
数百羽のカモの中から見つけ出すのは困難ですが、この日は運良く港近くの岩場で採食していました



かなり気が強い個体で、先客のヒドリガモペアを追い払って
海藻の豊富な岩場を横取りしようとしています。
ヒドリガモより体が大きいこともあってか幅を利かせている様子。




アメリカヒドリのペア相手はヒドリガモの雌
加勢するかのごとく、雄の背後に陣取り威嚇に参加












とうとうヒドリガモのペアを追い払ってしまいました。
アメリカヒドリに寄り添うヒドリガモのメスも立派な体格をしていますね。


「負けるが勝ち」?
意地を張って、怪我でもしたらたいへん。他の岩場に移動していきました。




アメリカヒドリ(アメリカ緋鳥) American Wigeon 全長45~56㎝
カモ目カモ科ヒドリガモ属

ヒドリガモ(緋鳥鴨)  Eurasian Wigeon   全長42~50㎝
カモ目カモ科ヒドリガモ属


◆アメリカヒドリ e-bird
https://ebird.org/species/amewig?siteLanguage=ja

◆ヒドリガモ e-bird
https://ebird.org/species/eurwig/
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ハヤブサ 鈍色の空の下

2024年02月02日 | 猛禽類

電波塔にハヤブサ(隼)が止まりました

足に何か小鳥を捕まえています。大きさと色からヒヨドリのようでした
羽をむしって肉を小さく引きちぎって食べています
鈍色の厚い雲に覆われて写真は残念な写りですが
獲物を食べるハヤブサの様子を初めて観察するできました

















今回のハヤブサは小柄な体格で雄だったのではないか?と思っています。


ハヤブサ(隼) Peregrine Falcon 全長42~50cm 翼開長80~120cm
ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属


ハヤブサ 2016年12月撮影





◆ハヤブサ e-Bird
https://ebird.org/species/perfal?siteLanguage=ja


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。

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海岸に鳥たちの食堂が

2024年02月01日 | カモ 2023年秋~

潮が引くとコンクリート製の建造物が海岸に出現します
そこは鳥たちにとって格好の餌場になっています
潮が引き始めると近隣からわらわらと鳥たちが集まってきます
カモやオオバンは、海藻をむしり取って食べます
カモメたちのお目当ては、海藻の間に潜む小さなカニなど魚介類のようです






一番数が多いのはヒドリガモ そこにオナガガモ、オカヨシガモが少数参加
ユリカモメたちは、休憩を兼ねて何か魚介類が見つかれば儲けもの、といった風情です。




海岸から海中へと続く細長いコンクリート製の建造物
漁港の端にあるので、舟の係留等に使われていたのでしょうか?







カモたちは競うようにもりもりと海藻を食べています。


今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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