気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

セグロセキレイ 顔も黒いぞ

2024年02月16日 | セキレイの仲間

セグロセキレイ(背黒鶺鴒) 名前の通り背中が黒々 
おまけに顔も黒々 まるで黒頭巾を被っているかのよう

街中でも見られるハクセキレイほど人慣れしておらず警戒心が強いです




溜池の護岸壁で羽化した羽虫を狙っていました。





春の作付けに向けて耕した畑にもセグロセキレイ


ここでは土中から這い出てくる虫を狙っていたようです。






セグロセキレイ(背黒鶺鴒)Japanese Wagtail 全長約21㎝
スズメ目セキレイ科セキレイ属


◆セグロセキレイ e--bird
https://ebird.org/species/japwag1?siteLanguage=ja



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオバン 額板の大きさが違う?

2024年02月15日 | オオバン

オオバン(大鷭)の白い額板(がくばん)は黒い体の中でひときわ目立ちます

額板=バンの仲間に見られる上嘴の根元から額に続く羽毛の無い固い部分

額板は個体により厚さや大きさが異なります
写真の二羽は大きさの違いが明らか
額板の大きい方は成鳥 小さい方は若鳥と思われます









参考:オオバンのペア


オオバンは雌雄同色 このペアを見る限り額板の大きさの違いは見受けられません。




参考:オオバンの親子

雛から立派に育った幼鳥たちが親鳥に食べ物をねだっているところ。
子どもたちの額板は未熟で小さいです。


立派な額板のオオバン成鳥


額板は英語で=Frontal shield
頭部を保護する盾(シールド)のような役割もあるのでしょうか?




オオバン(大鷭)  Black coot   全長約39㎝
ツル目クイナ科オオバン属


◆オオバン e-bird
https://ebird.org/species/eurcoo?siteLanguage=ja



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タヒバリびより

2024年02月14日 | ビンズイ・タヒバリ

暖かい日が続き気温が上がると水辺ではユスリカなどの羽虫が発生します
タヒバリ(田雲雀)たちは虫を捕食するために集まってきます
北の繁殖地へ向かう春の渡りに備えたくさん食べて栄養補給
早春のタヒバリ日和 この後しばらく続きます















タヒバリ(田雲雀)Water Pipit  全長約16㎝
スズメ目セキレイ科タヒバリ属

◆e-Bird タヒバリ
https://ebird.org/species/amepip?siteLanguage=ja



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の梅は

2024年02月14日 | 花や昆虫 2024~

今年の梅の開花は例年よりいくぶん早いようです
今週から来週にかけて 季節外れの高温になる予報が出されました
花々の開花がいっきょに進みそうですね
















いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオバン ヨシガモ 持ちつ持たれつ?

2024年02月13日 | オオバン

群と別行動で一羽だけ池に居残っているヨシガモ(葦鴨) 雄♂
一羽のオオバン(大鷭)と着かず離れず 持ちつ持たれつ?

ヨシガモは水面採食鴨ですが、その気になれば水草を採るために潜水できます
潜水名人のオオバン任せにせず このヨシガモは頻繁に藻を採取していました









オカヨシガモ♂がオオバンの水草を横取りに来たのですが
ヨシガモ♂は威嚇して追い払ってしまいました。
自分が横取りするのだろうか?と観察していたのですが
そんな様子は全くなく、静かにオオバンの食事を見守っていました。





どういう関係なのでしょう?
ちょっと気になるオオバンとヨシガモ♂でした。












オオバン(大鷭)  Black coot   全長約39㎝
ツル目クイナ科オオバン属

ヨシガモ(葦鴨) Falcated duck 全長約48㎝
カモ属カモ科マガモ属


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巣材を運ぶアオサギ

2024年02月12日 | アオサギ

コロニー(集団営巣地)の都市公園 アオサギ(青鷺)たちの巣作りが始まっています

巣材にする木の枝を拾って クスノキの樹上へ運びます
アオサギは木の上に小枝を積み重ねお椀型の巣を作ります
巣は抱卵してヒナを育てるベッド 木の枝がたくさん必要です












別のアオサギも せっせと枝を集めて運びます。





アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属

◆アオサギ e-Bird
https://ebird.org/species/graher1?siteLanguage=ja



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

止めて!死んでしまう!?

2024年02月11日 | アオサギ

溜池間をつなぐ水路でアオサギ(青鷺)を観察していると
突然、背後から別のアオサギが襲撃してきました
不意を突かれた先のアオサギはなす術もなく組み敷かれます
背に乗られ、クチバシを挟んで封じられ、長い首が締め上げられます












このまま首をねじ切られてしまうのではないか?とハラハラ
いざとなったら止めに入ろうか・・・と迷い始めた時、
一瞬の隙をついて、強者から逃れ、ほうほうの体で飛び去っていきました。



実際に、食べ物を巡る争いが激化して、相手の命を奪ってしまうこともあるそうです。
野性で生きるアオサギたちの獰猛な一面を垣間見た出来事でした。


アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属

◆アオサギ e-Bird
https://ebird.org/species/graher1?siteLanguage=ja



今日も最後まで見て下さってありがとうございます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アオサギ 喉元を魚が通過中!

2024年02月11日 | アオサギ

あ!アオサギ(青鷺)が魚を獲った! いそいでカメラを向けたのですが
魚はパクっと口内に収まった後、ごっくんと喉を通過していきました





「ん?あんた見ていたの?」



何ごともなかったように涼しい顔で二匹目の魚獲りに挑戦



「じっと見つめられると緊張する」?



アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カルガモとカイツブリ

2024年02月10日 | カモ 2023年秋~

カルガモ(軽鴨)が岩場で休息していると 水面がぶくぶく泡立ってきました
いったい何ごと? カルガモの視線の先に浮上してきたのはカイツブリ(鳰)
まどろむカルガモたちの間に出たり潜ったり




やれやれ~ 翼を足のストレッチ



カルガモの群の中に、一羽だけオナガガモの雌♀が混じっていました。


仲間のオナガガモたちとはぐれて、カルガモの群に居候中?
群に解けこんで仲良さげに泳いで行きました。




カイツブリはカルガモの半分ほどの小さな水鳥です。
こうして近くにいると「カモの赤ちゃん」と微笑ましい勘違いをするお子さんも。



カイツブリ(鳰)Little grebe  全長約26㎝
カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属

カルガモ(軽鴨) Eastern spot-billed duck 全長約61cm
カモ目カモ科マガモ属

オナガガモ(尾長鴨) Northern Pintail 全長♂約75cm ♀約55cm
カモ目カモ科マガモ属



いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イソシギ 陽光に輝く

2024年02月09日 | 強く記憶に残る鳥たち

イソシギ(磯鴫)は控えめで目立たない羽色ですが
太陽光の加減によっては黄金色に輝いて見えます
前回は曇天の姿だったので、今回は過去画像から発掘の写真を
冬の陽だまりでふっくら丸い姿のイソシギを







腰を上下にフリフリ尾羽もピコピコ




海のごとく波立っていますが、ここは内陸部の溜池です。
風の強い日にはこのように波が起こります。


2020年二月撮影

イソシギ(磯鴫) Common sandpiper  全長約20㎝
チドリ目シギ科イソシギ属

◆e-bird イソシギ
https://ebird.org/species/comsan/

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イソシギ 引き潮の海岸で

2024年02月08日 | シギの仲間 2021~

潮の引いた岩場でイソシギ(磯鴫)も採食中
尾羽を上下に振りながらひょこひょこあるく姿が愛らしい
寒さで羽毛をふくらませて真ん丸になっていました












ハクセキレイも一羽
後から採食に加わりました
争うことなく、ほどよい距離を保って食べ物探しに熱中していました




イソシギ(磯鴫) Common sandpiper  全長約20㎝
チドリ目シギ科イソシギ属

◆e-bird イソシギ
https://ebird.org/species/comsan/



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカヒドリ&ヒドリガモ

2024年02月08日 | カモ 2023年秋~

アメリカヒドリ♂(アメリカ緋鳥) ヒドリガモ♀(緋鳥鴨)のカップル
ヒドリガモの群にとけこみ ゆうゆうと過ごしています

アメリカヒドリ自身は他の仲間と羽色が違う自覚はないように見えます
ペア相手のメスのは差異がはっきりとわかって他のオスより魅力的に見えるのでしょう






頭部の緑色光沢は、構造色なので曇天では美しい輝きや写せません。
それにしても、体格の良いカップルですね。















アメリカヒドリ(アメリカ緋鳥) American Wigeon 全長45~56㎝
カモ目カモ科ヒドリガモ属

ヒドリガモ(緋鳥鴨)  Eurasian Wigeon   全長42~50㎝
カモ目カモ科ヒドリガモ属


◆アメリカヒドリ e-bird
https://ebird.org/species/amewig?siteLanguage=ja

◆ヒドリガモ e-bird
https://ebird.org/species/eurwig/



いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

磯辺のアオサギ 

2024年02月07日 | アオサギ

水鳥たちでにぎわう干潮時の海岸線にアオサギ(青鷺)もやってきました
岩場の潮だまりに魚が取り残されていないか~探しているようです

目を皿のようにして岩の間に視線を配りますが 
お目当ての魚は簡単には見つからないようでした



後頭部の冠羽は短いですが、額(前頭部)がくっきり白く成鳥

◆アオサギ 成鳥・幼鳥・若鳥の見分け
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/366a6a882bb0b5a21b968224e6b102d6







アオサギの向こうに漂うのはアメリカヒドリ♂とヒドリガモ♀のペアです




アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属

アメリカヒドリ(アメリカ緋鳥) American Wigeon 全長45~56㎝
カモ目カモ科ヒドリガモ属



いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海よりも蒼し イソヒヨドリ

2024年02月06日 | イソヒヨドリ

イソヒヨドリ(磯鵯)のオス♂が美しく濃く色づいてきました
繁殖期は3月から6月 そろそろ恋の相手を探す時期ですね

我が家の近所に暮らすイソヒヨドリ雄たちも色づいていますが
住宅密集地で望遠レンズ付きのカメラ撮影は控えています
こうして海岸で思い切り撮らせてくれるのはありがたいです










潮だまりの岩場から護岸のための人口岩に移動しました。
岩の隙間には昆虫や甲殻類が潜んでいるのでしょう
寒さ真っ盛りの曇天の下、イソヒヨドリもふっくら丸くなっていました。






イソヒヨドリ(磯鵯) Blue Rock Thrush 全長約24㎝
スズメ目ヒタキ科イソヒヨドリ属

◆e-bird  イソヒヨドリ
https://ebird.org/species/burthr?siteLanguage=ja



いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

動のヘラサギ 静のダイサギ

2024年02月05日 | トキの仲間

溜池の浅瀬でヘラサギ(箆鷺)ダイサギ(大鷺)が漁に励んでいます

ヘラサギは平たいクチバシを水中で左右に振りながら動き回って獲物を捕らえます
ダイサギはじっと動かず静かに獲物が近くに来るのを待ちます






ダイサギを尻目に、ヘラサギたちは次々と小魚を捕らえてパクパク
じっと立ち尽くすダイサギの胸中はいかに・・・?





「忍」の一文字でしょうか?
水中を睨むように傾けていた首がだんだん真っすぐになって
「あ~・・・やってられないよ」そんなダイサギの呟きが聞えてくるような??

うっすらベージュ色の影がかかっているのは、葦の枯れ穂。
身を隠すように撮影していたのですが、視力の優れた鳥たちには見抜かれていたことでしょう。



ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill
ペリカン目トキ科ヘラサギ属

ダイサギ(大鷺) Great Egret 全長約90cm
ペリカン目サギ科アオサギ属

◆e-bird ヘラサギ
https://ebird.org/species/eurspo1?siteLanguage=ja


今日も最後まで見て下さってありがとうございました。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする