気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

アオサギ 巣材運び

2024年04月23日 | アオサギ繁殖

繁殖期には巣材の枝を探すアオサギ(青鷺)の姿を思いがけない場所で見かけます
枝厚めの合い間にちょっと小休止 働きづめはダメダメ たまには休みも必要ですよね

コロニー(集団営巣地)のあるクスノキの大木の上に見つけた枝をせっせと運ぶアオサギたち
巣では抱卵中のペア相手が待っているのでしょうか? すでにヒナが孵化した巣もあるでしょう
ヒナの成長に合わせて、巣を大きく広く増改築する必要があります

















アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


↓ 巣の材料になる枝を集めて樹上で小枝を折り取ろうと奮闘中のアオサギを掲載しています。
◆巣材を集めるアオサギ
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/85b75944154675db52fc5a646e4639f5



今日も最後まで観て下さってありがとうございました。
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キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)

2024年04月23日 | 花や昆虫 2024~

庭園の一角に見慣れない花が咲いていました キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)
ユリ科の植物とのこと 可憐な黄色い花を下向きに咲かせていました

原産地は朝鮮半島、中国原産。日本には園芸用として移入されたそうですが
対馬のある一か所にのみ自生地が確認されているそうです(筑波実験植物園 植物図鑑より)











開花の一週間ほど前に訪れた時は つぼみの状態でした。
緑の葉に包まれて黄色い顔をわずかにのぞかせた愛らしい姿に
ぜひ開花した状態を観たいと再訪しての撮影でした。







ゲッケイジュ(月桂樹)の花もひっそりと咲いていました。


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アオサギのお家(巣)拝見!

2024年04月22日 | アオサギ繁殖

都市公園のコロニー(集団営巣地)のアオサギ(青鷺、蒼鷺)の巣
写真を撮って見比べてみると それぞれに違っていて興味深いです


一羽の親鳥が仮眠中の巣 いまだヒナの姿は見えません。
土台となる部分の枝がうずたかく積み上げられかなり厚みがあります。



親鳥が一羽寝そべって抱卵中らしき巣
積まれた枝も少なくまばら シングルベッドといった外観です。
今後、さらに巣材を追加してヒナの孵化や成長に合わせて増築予定なのでしょうか?



こちらの巣にも親鳥が一羽だけ 卵やヒナの有無は地上からは確認できず
枝をくわえて移動させていました。巣を増改築中なのでしょうか?



同じアオサギの巣でも2倍近く大きさに差があります。
右手奥の小さいほうの巣には抱卵中らしき親鳥が一羽寝そべっています。



2羽の姿を確認できます。
向かって左は一回り小さく羽毛の色が淡くヒナのようにも見えますね?





こちらの巣には親鳥が一羽  
立ち上がって抱卵中の卵の向きを変えているかのように見えました。




無造作に樹上に拾い集めた枝を積み上げているかのように見えますが
枝が複雑に入り組んでいる木の又を選んで巣を掛けていることが分かります。

幹から何本も真上に伸びた枝が、まるで巣を包んで支えているかのようです。


こちらの巣も木の又や周囲の木の枝が重なり合った場所に巣を掛けています。

土台となる下の部分に葉のたくさんついた枝を多く積み巣を安定させているようです。


コロニーのアオサギたちは、それぞれに知恵と経験を働かせて自然界から材料を調達し
夫婦の力を合わせて巣を創り上げ 卵をあたため雛をかえし 一人前に育て上げていきます。
その知恵と無償の愛情、献身ぶりは「本能」という言葉だけでは説明のつかない尊い行いに思えます。

所によってアオサギの巣は「糞害」として嫌われ、駆除されてしまう場合もあります。
鳥獣保護法によって卵やヒナのいる野鳥の巣を撤去することは禁止されていますが、時にはそれさえ守られないのが現実です。

一人でも多くの方に、アオサギの存在や生態を知って理解していただき、共生できるよう心から願っています。
ここに掲載する写真や文章が、微力でもその一助になれば、との思いを込めて毎回撮影しています。
今後も、アオサギたちの子育てを見守り観察し、その姿をブログでお届けしていきたいです。


アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


◆アオサギ e-Bird
https://ebird.org/species/graher1?siteLanguage=ja



今日も最後まで観て下さってありがとうございました。

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アオサギの雛 すくすく育つ

2024年04月22日 | アオサギ繁殖

都市公園のコロニー(集団営巣地)のアオサギ(青鷺)順調に繁殖が進んでいます
林間の遊歩道から樹冠を見上げると枝をくみ上げた巣が幾つも
その内の一つの巣では、予想外に大きく育った雛を2羽確認できました
長年アオサギ観察を続けている研究者の方に観て頂いたところ
孵化後5週目くらいの雛ではないか?とのことでした




高い樹の上に掛けられた巣の様子は容易に観察できませんが
ここまで大きく育てば、地上からその姿を確認できます。
この大きさならカラスに襲われる危険もほぼなくなるとのこと。
実際、この巣に親鳥は不在、ヒナだけでお留守番の状態でした。




この巣は親鳥が一羽座っていました。
ヒナの姿は見えず。



別の巣では、親鳥がしきりに巣の中をつついていました。
抱卵中の卵の向きを変えていたのかもしれません。



枝の奥の大きな巣には二羽の姿が見えます。
親鳥が二羽なのか・・・一羽は雛なのか?判別は出来ず



同じコロニーでは、カワウも繁殖中です。






下の小さな画像(サムネイル)とクリックすると大きな画像が表示されます。
池の対岸からコロニー(集団営巣地)の木々の写真です。





アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


◆森と水の郷 あきた   野鳥シリーズ アオサギ
http://www.forest-akita.jp/data/bird/39-aosagi/aosagi.html


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
コロニーのアオサギたちのお話は、次回へと続きます。
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新緑・桜 春先のシメたち

2024年04月21日 | 強く記憶に残る鳥たち

春先の鉛色のクチバシのシメ(鴲) 思い出の写真です(2019年4月撮影)

いまでは衰えてしまって花もまばらな枝垂れ桜の樹に止まった写真
樹木伐採前の緑豊かな森を背景にした写真
この五年の間に環境の変化もあり 確認できるシメの数も減りました


















何より人間に対する警戒心が高まっていると感じます。
下の写真のように群で地上に降りてむしゃむしゃと食事する姿は見られなくなりました。



シメ(鴲) Hawfinch  全長約18㎝
スズメ目アトリ科シメ属


◆シメ e-bird
https://ebird.org/species/hawfin?siteLanguage=ja



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

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シメ 鉛色のクチバシ

2024年04月21日 | アトリの仲間 2023年~

薄暗い水路沿いの枝に1羽のシメ(鴲)が止まりました
水浴びをしにやってきたのでしょう
当たりを見回して危険がないか念入りに確かめています










水辺のすぐ上の枝に止まったシメですが、
直後にヒヨドリが賑やかに飛んできて、樹上高く飛び去ってしまいました。




参考:冬羽のシメ ♂


シメ♀  オスもメスも冬季のクチバシは白っぽい紅色です



シメ(鴲) Hawfinch  全長約18cm
スズメ目アトリ科シメ属





林の奥の木陰にはアオジの姿も




アオジ(青鵐) Black-faced bunting 全長約16㎝
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属


今日も「気楽に鳥&撮り歩き」を見てくださってありがとうございます。



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ヒトリシズカ ムベの白い花♂♀ シャガ

2024年04月21日 | 花や昆虫 2024~

都市公園にて三種の白い花を撮りました
ヒトリシズカ(一人静) ムベ(郁子)シャガ(射干、著莪)

まずはヒトリシズカ(一人静) 源義経の愛した静御前が一人舞い踊る姿から名付けられたとか
かなり有名ですが意外と実際に花を観たことのある人は少ないかもしれません。

春に4枚の葉をに囲まれるようにブラシ状の白くて小さな花を咲かせます

 





続いてムベ(郁子)の花 
郁子という漢字をあてると初めて知りました。
天智天皇の故事の言葉「むべなるかな」に由来するとか






雄花と雌花 二種類の花が咲くそうです。
秋にはアケビに似たような食べられる実もなるとのこと。
時季が合えば撮影したいものです











木陰ではシャガ(射干、著莪)がひっそりと花を咲かせていました。
薄暗がりに浮き上がるような白さです







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アオサギ 続々と!

2024年04月20日 | アオサギ

コロニー(集団営巣地)のアオサギ(青鷺、蒼鷺)たち
鳩が来園者から餌をもらっているのが気になるようです
「何か美味しそうなものをもらっているぞ 食べたいな」??
繁殖のため ここに里帰りしているものもいるのでしょう
驚くほど人慣れした個体を少なからず見かけます



















こちらのアオサギは、鳩がもらっている餌が気になるようです。


おいおい、何処まで行くのかな? もうお池に帰りなさい。



アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


◆アオサギ e-Bird
https://ebird.org/species/graher1?siteLanguage=ja



今日も最後まで観て下さってありがとうございました。
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ズンズンズン!アオサギが寄ってきた!

2024年04月20日 | アオサギ

コロニー(集団営巣地)のある公園でアオサギを撮影していると・・・
一羽のアオサギが(青鷺)がじっと私の方を見つめてきます
あまりの目力の強さに気おされて タジタジです










まるでダンスのような足取りと翼の動き
??なにをしたいのだろう??
私が食べ物を持っていると勘違いしておねだり??







目前まで来ると、アオサギはスーッと向きを変え植え込みの向こうへ
どうやら、ここを通って池に戻りたかったようです。




アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


◆アオサギ e-Bird
https://ebird.org/species/graher1?siteLanguage=ja



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ヒドリガモ×アメリカヒドリ ミックス

2024年04月19日 | カモ 2023年秋~

来園者から食べ物をもらおうと、岸辺に集まってきた都市公園の水鳥たち
その中に ヒドリガモ×アメリカヒドリ と思しき交雑種を見つけました

なんどか当ブログでも紹介してきた「ミック」と愛称をつけた個体でしょうか?
越冬中は姿を見なかったので、渡りの旅の途中でこの池に立ち寄ったと思われます

















ヒドリガモ (緋鳥鴨) Eurasian Wigeon 全長約50cm
カモ目カモ科マガモ属


「ミック」と名付けた個体かどうか定かではありませんが
同じ時期に同じ場所で見かけると、親しみからそう思いたくなってきます。


◆アメリカヒドリ交雑種に関する記事
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/72b637eafaa34bde6b8c70a7b8f835aa

https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/35f66ec0c35b77c7b8c7dc44d6a93dd9


最後まで見ていただきありがとうございました。

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ラナンキュラスの彩り

2024年04月19日 | 花や昆虫 2024~

ラナンキュラスは春に開花する球根植物です

初めてラナンキュラスを見た時 「造花ではないか?」と近寄ってじっと眺めた記憶があります
花びらがきらきらとラメのように輝く品種で 人工物のように見えたのでした

花の色が多彩で一重咲きや八重など形も豊富なラナンキュラス 春の花壇の主役です


















◆LOVEGREEN ラナンキュラス
https://lovegreen.net/library/bulb/p103951/

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一人旅?ごま塩頭のユリカモメ

2024年04月18日 | カモメの仲間

ソメイヨシノの花びらが散る都市公園の池
いまだ残っているヒドリガモの群 その中に
一羽の白い鳥~ユリカモメ (百合鴎)
頭部は夏羽にかわりつつあるごま塩頭 他に仲間はおらず一人旅?




お腹が空いていたのでしょう。
来園者の与える餌を目当てにこの池に降り立ったようです。
楽に食べ物が手に入るこの場所を覚えていたのか?
あるいは、上空から水鳥で賑わう池の様子を見て立ち寄ったのでしょうか?









羽ばたきも力強く体に異変はないように見受けられました。
どこかで群の仲間たちと合流して、無事に繁殖地へ渡っていけるよう願っています。




ユリカモメ (百合鴎) Black-headed Gull  全長約40cm
チドリ目カモメ科カモメ属

ヒドリガモ(緋鳥鴨)  Eurasian Wigeon   全長42~50㎝
カモ目カモ科ヒドリガモ属



◆ユリカモメ e-bird
https://ebird.org/species/bkhgul?siteLanguage=ja



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サクラ サクサク

2024年04月18日 | 花や昆虫 2024~

樹の幹や枝から花を咲かせている桜の花も
寄り添いあって支えあって咲く花たち
ぎゅうぎゅう おしくらまんじゅう? 
あれこれ想像しながら撮るのは楽しいものです






















薄紅色の花いかだ


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スズメ 桜の樹の下で

2024年04月17日 | スズメ

桜の根元の草地にスズメ(雀)が見え隠れしています
薄紅色の花びらが散った芝の上で何か探しているようでした
花見客の置き土産? 美味しいものでも落ちているのでしょうか












スズメを撮るのは久しぶりだったので、じっくりと観察させてもらいました



先程のスズメが見守る先にスズメがもう一羽
クチバシに羽毛をたくさんくわえています。
スズメも繁殖期を迎えています。 この二羽のスズメは夫婦かもしれません。





スズメ(雀)Tree Sparrow 全長約15㎝
スズメ目スズメ科スズメ属


◆スズメ e-bird
https://ebird.org/species/eutspa/


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サクラの花もいろいろと

2024年04月17日 | 花や昆虫 2024~

ソメイヨシノはほぼ散ってしまいましたが 今が花盛りの桜もいろいろと
聞くところによると、現在の日本には600を超えるほどの桜の品種があるとか
「名札」のないサクラの名前を知るのは簡単なことではありませんね…
とりあえず「品種名を知りたい」という好奇心は脇に置いて
競うように咲き誇る桜の花々の美しさを堪能させてもらいました




















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