命がけの睡眠

深夜、関東地方で地震が発生したって本当だろうか。
全く気づかなかった。
午前2時頃って、ちょうどマイスリーが効能を発揮している時間だろうから気づかないのも仕方ない。
もしも睡眠導入剤や睡眠薬を服用したあとに火事や大地震が発生したら…気づかずに逃げ遅れてしまって死ぬんじゃないだろうかと思う。
そういう意味で、薬を使用しての睡眠は命がけだ。


話は変わり、風邪である。
鼻水によって鼻の下はカサカサしてしまった。
ちょっとした乾燥地帯である。
名実ともに干物女…。

これって、鼻をかみすぎたからカサカサになるんじゃなくて、鼻水に皮膚を溶かす酵素が含まれているからなるんだそうな。

自滅かよ？


今日は歯医者デー。
37度1分の熱った体を奮い立たせての通院。
ついでにカサカサした鼻の下を歯科医に見せたくなかったんだが、次回の予約をとるのが面倒だったので行った。

奥歯の神経を抜く治療をしてるんだが、これが痛い。
朦朧とする意識の中、ナチスによる拷問が頭をよぎった。
歯の神経に焼いた針をツンツンさせるというなんとも痛々しいナチスの拷問を彷彿とさせるようなこの痛み。
歯医者がアウシュビッツにあるナチスの強制収容所、歯科医がＳＳに見えてきた。

「痛かったら手を上げてください」

と真田広之似の歯科医に言われたので、颯爽と挙手をしてみたんだが、
「もう少し我慢してください」
と無視された。

サディスティックな歯科通院はまだまだ続くもよう。


今夜も早く寝よう。
地震が起きませんように祈りながら。