世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

やればできる子

2011年03月03日 | Weblog
心療内科デー。

夕方、吉熊上司より予算の再構築を指示された。
今日は心療内科。残業はできない。
先月末、シャンビリの症状が辛く、パキシルをちょっと多目に飲んでいた。
また、生理前の不眠が激しくてマイスリーを倍増して飲んでいた。よって薬の在庫が危うい。
予算会議の準備に行く吉熊上司に、
「あのう。今日は『ラムネの日(心療内科デーの隠語)』なんですけど」
と言ってみた。
「大丈夫だよ!2時間で終わるよ!」
と、明るく言われた。
それからもう死に物狂いでExcelと戦った。
そう、戦うという表現がぴったりだ。
こういうときに煙草が吸えれば捗るんだけど。
吸えないのでフリスクで頭を活性化。
トランス状態に陥りながら、頭の隅で昨年の夏のニューヨーク一人旅を思い出していた。
右も左も言語も分からないままさ迷ったあの旅。
「これが火事場の馬鹿力なんだ」、「私はやればできる子なんだ」という言葉を何度も反芻したあの夏の5日間…。

1時間後、数字が完成。
店別の表も作り上げ、私はエレガントに退社を果たした。

今日の待ち時間は2時間半。
角田光代の「八日目の蝉」、大詰め。面白い!

診察室に呼ばれた。
クマ医師、私の巻き髪姿に一瞬、絶句していた。
彼にこの髪型を披露するのは初めてかもしれない。
先月後半からの精神状態を報告。勿論、誘導尋問で。
答えながら、自分の精神状態がだいぶ快方に向かっているのを感じた。
先月の怒濤の1ヶ月を乗りきったことが自信に繋がっているということも言葉にすることで認識できた。

「で、いつから仕事は落ち着くんでしょうか?」
と、問うてくるクマ医師。
…本当、いつになるんだろう。

処方変更なし。
パキシル、マイスリー、防風通聖散、ラベプラゾール


うちのクマ・クマ先生。
心療内科の受付にあるクマと同型同色。
寝転がりながら、
「やればできる子。でも、やるまでが面倒なんだよねー」
と、言う。
真髄をついてるな、このクマ。

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女子の会話

2011年03月03日 | Weblog
新参クマ・チェジュちゃんのチマチョゴリに興味深々のさくらちゃん。

「うわあ!綺麗ね」
「ありがとう。あなたのピンクの毛並みも素敵よ」

女のコ同士、気が合うみたい。