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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

嗚呼、はやぶさよ。君を想う。

2011年03月25日 | Weblog
昨夜の「カンブリア宮殿」は非常に見ごたえがあった。
小惑星探査機はやぶさが地球に帰還してから、様々な特集番組が放映されたけれども、昨夜の番組もクオリティが高かったと思う。

昨年、初めてカプセルが展示されたJAXAの相模原キャンパスが出ていて、懐かしかった。
暑い中、3時間も並んだあの地。

…地震発生前のことは、何でも、ずいぶん昔のことのように思えてしまう。

はやぶさのカプセルが町工場で作られた軌跡を知ることができた。
他の部位もさまざまな町工場で作られたらしい。
日本人のものづくり魂っちゃー、本当にたまげたもんだわ。

はやぶさプロジェクトリーダーの川口淳一郎先生が「はやぶさは良い子に育ってくれた」と言っているのを見て胸が熱くなった。川口先生にとって、7年間の苦楽を共にしたはやぶさは子供のようだったんだろう。クールな川口先生の口から語られるはやぶさの擬人化は、それだけで説得力がある。

また、どんな指令にも健気に応えてくれたはやぶさを、「手を握ると握り返してくれるようだった」と表現していて、もうね、涙腺崩壊。目からキセノンガスが大放出。


今、日本は大変な時期にある。
はやぶさが希望の星になってくれることを祈っている。



はやぶさ関連のニュースを発見。

小惑星探査機はやぶさ、帰還までの7年をフルCGドキュメンタリーで描く映画が5月に劇場公開決定 文部科学大臣賞作品
(シネマトゥデイ)

 昨年7年間の運行を経て小惑星イトカワの微粒子を採取して地球に帰還した小惑星探査機はやぶさを描いたCGドキュメンタリー映画『はやぶさ HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-帰還』が5月14日より全国で公開されることが明らかになった。本作は第52回科学技術映像祭で、科学教養部門文部科学大臣賞を受賞している。
 本作は、映画『HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-』に、はやぶさ帰還までの最新映像を加えたフルCGドキュメンタリー作品。一部地域のプラネタリウムではすでに上映されていた本作が、いよいよ劇場公開される。3月16日に発表された第52回科学技術映画祭では科学教養部門文部科学大臣賞を受賞しており、科学考証の確かさは折り紙付きだ。
 本作では、2003年5月9日の出発から2010年6月13日の帰還までの約7年間のはやぶさの道のりを、フルCGで再現。地球重力圏外にある天体の固定表面に着陸してサンプルを持ち帰るという世界初の偉業を成し遂げた裏側では、度重なる燃料漏れや予期せぬ機体のダメージ、通信途絶、全エンジンの異常停止などのトラブルも確認されており、本作はそれらを臨場感ある映像で再現している。
 はやぶさはすでに3本の映画製作が発表されているが、それらに先駆けて、公開される本作。日本は現在未曾有の大災害の真っただ中にあるが、小惑星イトカワの微粒子という希望を持って帰ってきたはやぶさのニュースは、今の日本にも希望をもたらしてくれるはずだ。
映画『はやぶさ HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-帰還』は5月14日よりワーナー・マイカル・シネマズ、角川シネプレックスにて公開



これは観に行くしかない。
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」を3回観に行った私としては。
もうね、今すぐにでも観たい。



先日、マイミクさんに教えていただいたはやぶさの商品。



「はやぶさ」が「大人の超合金」に バンダイ、JAXA監修で忠実再現
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 バンダイは18日、実在する造形物をリアルに再現した「大人の超合金」シリーズの第3弾として、「小惑星探査機はやぶさ」を帰還1周年に当たる6月24日に発売すると発表した。画像や資料などから詳細に形状や彩色を解析したほか。宇宙航空研究開発機構(JAXA)のプロジェクトチームの監修も受け、実機を忠実に再現した。価格は2万4150円。
実機の24分の1スケールで全高は12.9センチ。太陽光パネルを広げたり、折りたたんだりでき、ロケットから宇宙に放出され、小惑星イトカワに着陸し、帰還するまでの軌跡が楽しめる。発光ダイオード(LED)の光でイオンエンジンの運転状態の変化も表現するなど細部にこだわった。


久々に「これ、欲しい!!!!!!!!!」と思えた商品。
はやぶさが「やめてくれないか」って嫌がるぐらい撫でまわしたい。

予感的中

2011年03月25日 | Weblog
予感はあった。
だから少しだけ買いだめをしていた。

食料の買いだめには全く興味が湧かなかった。
地震の翌日、最初にしたことは煙草の買いだめだった。
煙草は私の生きる源である。
バファリンの半分が優しさでできているのならば、私の半分はヤニでできているといっても過言ではない。
空腹は耐えられるが、ヤニ切れだけは狂おしいほど絶望的に耐えられない。

「風の又三郎」という作品がある。宮沢賢治の作品だ。
作中に、煙草畑が出てくる。
それで、東北→煙草畑というリンクが私の中で確立されていた。
地震の被災地が東北だと知り、煙草が入手困難になるかもしれぬと敏感に恐れた私は、あの日、さっそく煙草の買いだめに走ったのだった。
あれから2週間。
周囲にそんな人は皆無に等しく、「大丈夫かな」と思っていた矢先にコレである。


JT、たばこ出荷一時停止 30日から全銘柄 (日経新聞 2011/3/25 19:07)
 日本たばこ産業(JT)は25日、30日から4月10日まで全97銘柄のたばこの出荷を停止すると発表した。東日本大震災の影響で原材料の調達が滞っていることに加え、栃木県と福島県の工場の操業停止で安定供給が難しいと判断。銘柄を大幅に絞って集中生産し、4月11日から出荷を再開する。店頭では今後、たばこが品不足になる可能性がある。
 震災の影響でたばこの葉を加工する茨城県の自社工場などが操業停止しているほか、フィルターや包装材などを生産するメーカーも被災し、原材料や資材の調達が難しくなっている。最終製品を生産する国内6工場中、郡山工場(福島県郡山市)と北関東工場(宇都宮市)が設備の破損などで操業を停止しており、同社の生産能力は通常の7割弱にとどまっている。
 稼働中の東海工場(静岡県磐田市)など4工場で「マイルドセブン」や「セブンスター」など主力銘柄に絞り生産を続けるが、販売計画などを見直すため、出荷はいったん止める。4月11日にまず6~7銘柄の出荷を再開。5月中旬までに25銘柄まで出荷できるようにする。
 JTが全銘柄の出荷を停止するのは初めてで、震災に伴う品薄状態が一段と広がる可能性がある。郡山、北関東の両工場は復旧のメドが立っておらず、製品の供給量が通常時まで戻るのは6月以降になる見通しだ。
 セブン―イレブン・ジャパンはたばこの出荷停止を受け、たばこを扱う加盟店1万1800店に対して買い物客に購入制限を告知する表示を配った。制限するかどうかは加盟店の判断に任せるが、一部では25日から実施しているという。ローソンは「ある程度在庫があるため通常通りの販売を続ける」(同社)としている。






今月30日から来月の10日まで、煙草の出荷がストップされる。
この魔の10日間は買いだめした煙草で乗りきり、以後は銘柄変更で乗りきるしかないだろう(私の愛飲している煙草はしばらく生産されないらしい)。

この際だから、エコー、わかばにしてしまおうか。
それとも原点回帰でマルボロ?

そんなことを考えながら、ほらまた、煙草に手が伸びた。

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