錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

猿の惑星での暮らし方

2020-03-14 14:12:45 | 防獣・防鳥
天女さんちの家がある所だけではなく、日本中の中山間地が猿の惑星化しています。

10年前には効果があったロケット花火を打っても10mほど離れた所で様子見しているだけ

人間はすっかり馬鹿にされています。

我々にはサルの襲撃に対抗する手段がないに等しく、

「お代官様ぁ、お慈悲を・・・」とサル軍団が通り過ぎるのを待つしかなく

サルが過ぎ去った畑には食い散らされた野菜が散乱しているばかりです。

東京にいるアホな評論家も、いい加減にこの実態をちゃんと確認して物を言って欲しいものです。

そして、政府は我々住民にサルに対抗出来る「武器」を与えて欲しいと思います。

それがサルの惑星の実態ではありますが、

錆鉄人はドン・キホーテのごとく鉄パイプ片手に何度かサル軍団を山の上まで追い上げたので

サルは錆鉄人の姿を見かけた途端に潰走するようになりました。

しかしながら、なぜかサル軍団が出現するのは遠征している時ばかり、

どこから情報がもれているのでしょうか・・・


先日は約半年ぶりのご来訪でしたが、

「サルどこ」の情報で前日の夕方に隣の集落の奥山に来た事を知っていたので

外出せずに時々外に出て見張りをしていると、裏山から下りて来ようとしているサルを発見

適は慌てて逃げだしましたが、すかさず追いかけて遠くへ追い上げました。

この時期、サルに盗られるのはダイコンかネギ、タマネギですが、

屋敷のダイコンはほぼ切り干し大根にしてしまい、残るはこれから成長するタマネギ

天女さんちは今年は初めて赤タマネギを栽培して毎日成長を楽しんでいたのですが、

ずーっとタマネギの傍で見張りをしている訳にも行きません。


サルを見張っていられないなら、サルに盗られないように対策するしかありませんが、

網は食い破られて侵入されてしまうので、ステンレス針金で穴を半分にした鉄筋メッシュで囲う事にしました。



防獣ハウスの中は人参や赤ダイコンを栽培していたので、横に苗を植えたのですが

植えた時から鉄筋メッシュで囲う事を考えていました。


秋の終わりには細かった苗がだいぶん太くなってきました。



おいしいタマネギになあれ!






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石清水引水計画発動

2020-03-14 10:01:38 | ガーデニング
山崩れ防止のコンクリート擁壁が造られるまで、

天女さんちの裏山には岩から清水が湧き出ている所があったのですが、

小さな池が造ってあって、子供の頃はスイカを冷やして食べた記憶があります。

天女さんちの身代わり地蔵は、その池の横に安置されていたのですが、

擁壁造成に伴って今の位置に移動したのです。

一昨年に裏山の雑木を伐採した時に、岩の間から清水が湧き出している所を発見しました。



擁壁の後ろの地面よりは1.5mほどの高さで、元の清水が湧いていた所より4~5m高い位置です。

天女さんちの裏庭の池には山沿いに水路があって山水が入っていたのですが、

擁壁を作る時にコンクリート水路になり、

そこから池に水が入るようにするかどうかを聞かれました。

コイなどを買ってきても、キツネかなにかに数日中に食べつくされていて、

イモリの棲み処になっているだけだったので

水路から水が入るようにしなくてもいいと答えました。

従って、池に入る水は北側の屋根に降った雨が雨樋を伝って入るだけになり、

池の大部分はほぼ干上がった状態となり、コゴミを植えてみたりしてみましたが、生育は今一でした。

それでも池の中心部分は底なし沼状態で、知人からもらったミズバショウが毎年花を咲かせていました。

しかし、一昨年の日照りはこの底なし沼もひび割れてきて、朝夕バケツで水を掛けてやっと命をつなぐことができました。

錆鉄人は10年以上前にワサビ栽培をしたいと考え、コンクリート水路にダムを作りワサビ田を作っていましたが・・・

苦節10年余り、一度もちゃんとしたワサビが出来ずに遂に断念し、ダムからの水はホースで池に入るようにしています。

しかしながら、この谷水はコンクリート化した為、雨が降ると泥水が一気に流れて来るのですが

雨が数日降らないと水が流れなくなるので、渇水期には役に経ちません。


という事で、ようやく石清水の出番です。(再掲)



これをパイプで池に引き入れようと考えたのでした。

コンクリートで小さなダムを作り、そこにパイプを埋め込み水を引き込む作戦です。

ずっと前から考えていたのですが、部品は手持ちの4分の長ニップル



ソケットにソケットを締め込み、単ニップルを軽くねじ込んでおきました。(後で外してタケノコを締め込みます。)

砂とセメントで適当な量のモルタルを作って・・・



コンクリートダムを作る所に水が流れて来ないように土で仮堰を作りました。



しかしながら、木が代わって取水場所を右端にする事にして仮堰を作り直し



仮堰からは若干の水が流れて来るのでモルタルが柔らかくなってちょっと厄介でしたが、無事に取水口の設置が終了



枯葉が落ちてパイプが詰まらないように上に板を乗せるつもりです。

今朝、確認に行きましたが、まだモルタルが柔らかかったので

パイプ取付は数日後の晴れた時にしようと思っています。


水を引き入れるのはミズバショウだけではなく、池の泥の中でレンコン栽培が出来ないかと思うからです。

(屋根で日陰になる時間が長く、日当たりが良くないのが問題かもしれません)

水量は少ないのですが、冷たくて水量が一定なので、ワサビ田も成功するかも?

愉しみがまた一つ増える天女さんちです。

ちなみにこの石清水の名前ですが、ご想像通り「天女水」と命名しました。
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日野山登山

2020-03-14 03:44:58 | 登山
錆鉄人の生活習慣病改善の運動療法と天女の落ち切った体力の回復の為に、

先月の文殊山に続いて12日に日野山に登りました。

日野山は越前市周辺では最も高い山で標高は795m

先月の文殊山が365mなので、一気に2倍の高さです?

日野山はこれまで天女と一緒に何度となく登っているのですが、全て平吹の日野神社から登山していました。

日野山の登山ルートはいくつもあるのですが、我々が登るのはいつも冬だったので

メインルートの平吹からだと登山者が多く、踏み跡もしっかりしていると思われたからでした。

しかしながら、今年は暖冬で山頂部を見ても白くありません。

という事で、違うルートから登る事にして選択したのは「荒谷ルート」

確か中学校の夏休みの学校登山で登ったのがこの荒谷ルートだと思うのですが、すっかり記憶がありません。

登り1時間半、下り1時間ほどのコースタイムなので、特に装備も必要ありませんが

「明日天気が良かったら日野山に登ろう」と天女に言っていたので、おにぎりを作ってくれました。


天女さんちから登山口の荒谷の「日野神社」までは約20分、到着したのは8時45分頃



境内は広く駐車可能台数は20~30台、

但し途中の集落内に一部だけ普通車ではギリギリの狭い所があります。

まずは日野神社にお参りして、9時05分登山開始



手前に(頂上まで)2400mの標識がありますが、山頂まで100m、もしくは50m置きにこの標識があって「励み」になります。

(ちなみに鳥居の所がスタートで、全長は2,500m。平吹コースは3,000mですが、駐車場から日野神社まで300mほど歩く必要があります。)

日野神社の横を通って少し進むと、高速道路のトンネルの施設があり、そこから登山道らしくなります。



写真のように登山道は傾斜のある所には階段が整備されていて登りやすい登山道です。

約20分で鉄塔に到着



ここからは武生盆地方面の眺めが良いのですが、休憩する必要もないので登ります。

5分ほど登ると平地があって「大寺跡」と呼ばれる所に到着

すぐ上には「市指定文化財 開山塔板碑、五輪塔板碑」の案内板がります。



五輪塔板碑(頂上まで1,500m)



この辺りから上の登山道の脇にはオーレンの白い花が咲いていました。

やがて尾根道に出ますが、そこは西谷口との合流地点(頂上まで1,200mちょうど半分です)



ショウジョウバカマが1輪だけ咲いていました。



さらに登っていると下りてくる人から声を掛けられました。

日野山によく登られていらっしゃると聞いていた会社の先輩のK元専務でした。

数年ぶりの再会にしばらくお話しをしていましたが、

奥様は久しぶりの好天で切り干し大根作りの為に来られなかったとの事。

「たくさん毛が生えたでしょう!」と自慢したり、ガーデニングの話をしたり・・・

下から女性の話し声が聞こえてくるまでいろいろと情報交換していました。

少し急な所を過ぎると一旦平坦な場所に出ますが、ここは宮谷口との合流地点



この先の小高い山の向こうが頂上で残り300m程ですが、この斜面の登りが一番の難所です。



ロープが垂らしてある急斜面も数か所



登り切った所は「北宮」



恐らく新たにの日野神社の奥宮で、すぐ先の山頂にあるのは平吹の日野神社の奥宮ではないかと思われます。

北宮の先、20mほどで山頂広場に出ます。



左側の斜面を登って山頂の祠にお参りしました。



雲が邪魔をしていましたが、雲の間から白山が見えました。



正面は部子山

急な階段を下りて下の室堂(避難小屋)へ



中はゴミもなくきれいでしたが、寒いので日の当たる北宮まで戻って日向ぼっこしながらおにぎりを食べました。

食べていると、女性4人が登って来て、頂上まで行って戻ってきて同じように北宮の石に腰を掛けて休憩

景色を眺めながら休憩するには北宮は最高です。



11時10分ごろ下山開始、途中で駅伝部の高校生が5~6人登って来ましたが走ってはいませんでした。

ちょうど1時間ほどで登山口に下山。

トイレは手洗いの水が出ましたが、飲めるかどうかは分かりません。

(五輪塔板碑の少し上に水場がありました)

荒谷コースは距離が短く登りやすいので平吹コースよりもいいわという天女の感想でした。
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