錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

耕運機サラダFF300の修理 第二段 エンジン始動ロープの交換

2020-03-28 11:19:47 | Doit
天女さんちの耕運機サラダFF300は買ってから10年以上

デフロック切り替え式の高級仕様ですが4~5年前にオイル切れでエンジンを焼きつかせてしまい、

一旦は諦めて新しい耕運機(どうせなら田圃も耕そうとちょっと大きいやつ)を買ったのですが

自分で修理して元通り狭い畑には使っています。

つまり、天女さんちには耕運機が2台もあるということですが、

先日、屋敷の畑を耕し、さらに堀池の畑に移動して耕していた所、

突然パワーを失って止まってしまいました。

という事で、修理しようと家まで持って帰って、

とりあえず紐を引っ張ってみると、あーら不思議、エンジンが掛かったのでした。

良かったと思って畑を耕そうとすると、またまたエンジンが止まってしまいました。

こりゃ駄目だ!プラグのチェックをしようと思い、



買った時についていた説明書や帽子と一緒にプラグレンチがあった事を思い出して

探し出しましたが・・・なんと!全然サイズが違うプラグレンチが送られてきていたのでした。

今更クレームも出来ないし・・・


でも大丈夫!

天女さんちには自動車のプラグレンチや草刈り機のプラグレンチなどがたくさんあるから合うやつがあるはず!

4つも5つもプラグレンチを探し出して合わせてみましたが・・・



ガーン!どれも合いませんでした。


しかたがありません。

プラグレンチの対辺の長さを測定しほぼ16mmとなりましたが、

プラグの型番からメーカーの製品仕様をチェックして対辺16mmで間違いない事を確認

早速、ホームセンターに行きましたが、ロングのソケットレンチしかなく、

プラグの高さまでは確認していなかった為、それが使用出来るかどうかわからなかったので購入を断念。

すぐ横のオートバックスも覗いてみましたが、

今では自分でプラグを交換するなって時代ではないのか、プラグレンチもプラグも置いてありません!

帰宅してアマゾンでプラグレンチを購入する事にして検索すると

アマゾン偉い!

プラグレンチはちゃんとありましたが、

2000円以上にならないと送料が取られるので「勿体ない」と考えてプラグも購入

それでも2000円にならないのでさらに品物を購入して・・・

結局損をしているようないないような・・・


その後で、エンジン始動用のロープが痛んでいて、そのうちに切れてしまう可能性があるので



買おうと思いましたが注文してしまった後だったので、100円足らずの物に送料数百円!

それじゃあ、今必要ではないけれど必ず使うもの「車用のエンジンオイル20L缶」と一緒に買おうと検索開始

しかしながら、アマゾンの2000円以下の品は、それらの合計が2000円にならないと送料無料にならないので

エンジンオイルと一緒に買っても送料無料にはならない事が判明。

エンジンオイルはこれまでモノタロウが安かったので買っていた事を思い出し、

(モノタロウは3000円以上?だと送料が無料になるのです)

モノタロウを開いてみると、ちょうど月に1回のモノタロウの日で15%割引でモノタロウブランド品を買える日

15%引きとなると断然アマゾンよりも安く(って千円以下ですが・・・)無事にエンジン始動用のロープも購入

と、たった数百円のプラグレンチと数十円のエンジン始動ロープを買う為に

どれだけ苦労し、どれだけ余分なものを買ったことか(合計では1万円ほどになってしまいました!)


尚、エンジン始動用のロープは計ってみると3mm位でしたが、

使っているうちに伸びて外径が代わっている可能性もあるので

3mmと3.5mmのロープを購入

購入したのは25日の夜でしたが、モノタロウ君偉い!

今日早くもオイルとエンジン始動用ロープが配達されました。



が、アマゾンからプラグレンチはまだ届かず・・・


従って、エンジン始動用のロープ交換のみ取り掛かったのでありますが、

一般人がやりそうもないそんな作業のマニュアルは無く(ないと思って調べてもいませんが・・・)

錆鉄人は語るも涙の困難な作業に取り組んだのでありました。

かつてエンジンが焼き付いた時と同じく、まずはこのスターター部分を取り外します。




ロープがどのように取り付けられているかをチェック



ふーん、単に1回結んであるだけです。

いよいよ真ん中のネジを外して分解に取り掛かりましたが、

ゼンマイバネが仕組まれているので飛ばされないように慎重に抑えながらネジを外しました。



が・・・次の瞬間、ゼンマイが外れて飛び出してきました。



裏返すとこんな感じです。



とりあえずロープだけ交換してしまおうと太さの比較



3mmはちょっと細く感じたので3.5mmを使用する事にしました。

そして、ゼンマイバネを収めようとするのですが・・・



拡がろうとするバネと格闘しながら巻いていると・・・あと少しの所で外れてしまうのです。

何回もやって指がグリースで真っ黒になりましたがうまくいきません。

ターミネーター錆鉄人は超高性能MPUを駆使して解決方法を考えました。

人間が組み立てたものがターミネーターに組み立てられないはずがありません。

ゼンマイバネは拡がろうとするから、逆に内側に巻いていけば良いのだと解決策を考え付きました。

という事で、簡単にゼンマイバネを巻き終わり!(これが「キモ」でした。)



このゼンマイバネ内側のツメをこちら側の引っ掛け部分にうまく引っ掛ける必要があります。



小さなマイナスドライバーでツメを操作しながら何度かトライして、見事にはめ込みが出来ました!


でも、どうやってロープを巻き込めばいいのだろう?

と思いながらロープを引っ張ると・・・手ごたえがあってロープが巻き込まれます。

何度か繰り返したらほとんど巻き込まれました。



という事で、エンジンの上に取り付け・・・



ロープは適当な所にノックを作り・・・

SWをONにしてチョークをひいて、ロープを引っ張ってみると

ブルルルーン!

軽快な音でエンジンが始動しました。

メデタシ、メデタシ!

よく頑張った自分にご褒美!

(修理に出せば数千円は掛かったはず!)

休肝日は中止にしました。


コメント (6)
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