風呂好きの父の体調がすぐれず、今日はシャワーで我慢・・・。
ゆっくりゆっくり足をすすめる父を、せっまい風呂場までうながして、背中から勢いよくお湯をかける。
「うわぁ~」といつものように“うなる”ので、気持ちがよいのか、快適ではないのか、その声の調子から様子をはかる。
我が父は、認知症がすすんでいる。
それに二ヶ月前ぐらいから転倒を繰り返し、頭を殴打してから、
なんとなく具合が悪くなって、反応がかなり鈍くなっている。
今日は「良し」でも、明日は「良し」ではない可能性が強い。
そんな父は、今「この瞬間(とき)」を生きる人になってしまっているので、介護する私を気遣うようなシャレたことは“しない”。
そういう反応のキャッチボールを繰り返しているうちに、私自身も「今を生きる人」になってしまったようだ。
お風呂は、大好き・・・だから、やっぱり嬉しいみたいだ。
今日は、お布団も干して、パイルシーツも洗濯して、
アッツイ~ヨナガのために「ひんやりアイスまくら」も用意した。
「天国でしょう?」
そう声をかけたら、にんやりと笑って、一言つぶやいた。
「そりゃ~、ええわなぁ」
この言葉は、すくわれた気持ちがした。
今日のご褒美は、この言葉にするかいなぁ。
しかし、せまい風呂場には、へとへとになってしまう。
「ウサギ小屋」の中の[ウサギ風呂]だから、どうやっても広くはなんないけれど、
大きな大人が二人も入ると、湯気だけで窒息してしまいそうだ。
【今日のお願い】
明日、目が覚めると、風呂場が二倍の広さになっていてほしい!!
おつかれ、おつかれ!!
ゆっくりゆっくり足をすすめる父を、せっまい風呂場までうながして、背中から勢いよくお湯をかける。
「うわぁ~」といつものように“うなる”ので、気持ちがよいのか、快適ではないのか、その声の調子から様子をはかる。
我が父は、認知症がすすんでいる。
それに二ヶ月前ぐらいから転倒を繰り返し、頭を殴打してから、
なんとなく具合が悪くなって、反応がかなり鈍くなっている。
今日は「良し」でも、明日は「良し」ではない可能性が強い。
そんな父は、今「この瞬間(とき)」を生きる人になってしまっているので、介護する私を気遣うようなシャレたことは“しない”。
そういう反応のキャッチボールを繰り返しているうちに、私自身も「今を生きる人」になってしまったようだ。
お風呂は、大好き・・・だから、やっぱり嬉しいみたいだ。
今日は、お布団も干して、パイルシーツも洗濯して、
アッツイ~ヨナガのために「ひんやりアイスまくら」も用意した。
「天国でしょう?」
そう声をかけたら、にんやりと笑って、一言つぶやいた。
「そりゃ~、ええわなぁ」
この言葉は、すくわれた気持ちがした。
今日のご褒美は、この言葉にするかいなぁ。
しかし、せまい風呂場には、へとへとになってしまう。
「ウサギ小屋」の中の[ウサギ風呂]だから、どうやっても広くはなんないけれど、
大きな大人が二人も入ると、湯気だけで窒息してしまいそうだ。
【今日のお願い】
明日、目が覚めると、風呂場が二倍の広さになっていてほしい!!
おつかれ、おつかれ!!