この国の宝 ・・・ 幼い子どもたち!
「 キレる子ども 」 や 「 いじめ問題 」 、「 学級崩壊 」 など・・・
こんな言葉が出始めてから、どのぐらい経つだろう。
「 登校拒否 」 は 「 さぼり 」 と言って、問題としてシリアスに
しない方が良い ー と数十年前に発言したのは、知人の文化人だが・・・
今はそんな悠長なことが言えない状況まで、成り下がっている。
「 子どもの心の問題 」 が 社会的に注目されるなか、文部科学省は、
有効的な対策をしてこなかった・・・・というのが、私の正直な感想!
そして、もっと正直な感想を言ってしまえば、子どもの周囲にいる大人が
何よりも大きな問題をはらんでいて、自己解決できず、問題を増長させ、
毎年シリアスにさせている ー ということを感じる。
子どもの親 ・ 家族 ・ 親戚 ・ 学校の先生 ・ コミュニティの知人・・・。
そういう人たちのことだ。
保育や教育の現場での子どもの指導は、現在、どのようになっているのだろう。
私が、教育実習した頃には、感情面を受け止められる教師には、 正直・・・
出会わなかった。
子どもたちには、幼いながら、「 感じる力 」 がある。
たとえ稚拙でも、その発言から考察できる現象はあり、一番の重要事項は、
その内容を、現場に、どうフィードバックさせるか ・・・だ。
子どもたちの「 情動 」 と 「脳の働きに関する科学的研究」 についても
議論されていくべきだし・・・・ また、同時に、「 食育 」 が 基本的に
からんでいると感じるので、そのあたりも研究してほしい。
個人的な感想だけれど・・・
「情緒」の乏しい子どもが多いと思うし、その先にはモノの善し悪しの判断が
健康的ではない子どもが増えてきた。
「様々な微妙な感情」 や 「感情を起こさせる特別な雰囲気を感じる能力」 は、
子どもの頃に培われるものであり、愛情や人との触れ合いによって育まれる。
最近は、「 情 緒 障 害 」 という現象も確認されている。
感情の表現が過度に偏っていたり、激しかったりする状態を、自分の意志で
抑制できない状態が続いたりするのだ。
まさに、人間関係 や 社会生活 に 支障が生じる状態である。
もちろん、みんなじゃなくて・・・一部の子どもではあると思うけれど・・・
現状、そんな子どもの「小さな反乱」 の連続が、自己ではコントロールできない
・・・そんな状態だと想像する。
子どもたちの健康的な情緒形成は、国の大きな問題になることは間違いない。