青森の三内丸山遺跡を見学してきた。新幹線の新青森駅から車で10分かからない便利な場所にある。
遺跡の解説は検索して出てくるHPの数々に譲るとして、感想だけ述べることにする。。
(1) 整然と並んだ6個の直径2メートルの穴。そこに残っている栗の木の根から判断して、柱の高さは20メートルぐらいあっただろうと推測されている。縄文人はどんな道具を使って、そんな大木を切ったのだろう? 石斧では無理だと思うが…。
(2) この遺跡の人口は数百人だったと推測されている。しかし、人々は狩猟・漁労・採集で食糧を得ていたはずだ。せは、なぜ集団生活をする必要があったのか。
(3) 彼らはどんな言葉をしゃべっていたのだろう? みな名前を持っていたのだろうか?
(4) 当時は今より温暖だったと学者はいう。それにしても、もっと南の方が温暖で暮らしやすかったのではないか? なぜ、青森なのか? 青森だけでなく、北海道南部にも縄文遺跡があるという。
(5) ここに住んでいた人々はどこに消えたのだろう?
4-5千年前という途方もない昔に想いを馳せると疑問が尽きない。それがロマンなんだろう。