Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

FM-7でラベル印字(F-漢)

2010年12月30日 | 修理・工作・技術
年に一度程度の使用頻度で動態保存してきたナショナルのビデオデッキ・ビデオマスター(NV-1000HD)がいよいよ寿命を迎えた。再生時のジッターが酷くなってきた。機械部分の油切れによる回転抵抗増加、トルク不足が原因と思われる。500本ほどあるVHSテープのライブラリーの大半は捨てても惜しくないけれど、1割程度はどうしても手元に残したいものも含まれている。そこで今更ではあるけれどVHS・HDD・DVD複合機を仕入れた。暇をみてはぼちぼちとダビングしていくことにする。先ずは試しに「華氏451」「ソイレント・グリーン」「兵隊やくざ 脱獄」をダビング。そう、これらタイトルは1本のテープに3倍録画していたものだ。大学生の頃は120分ビデオテープ1本が7-800円程度もした。だから録画は3倍モードがデフォ。1本のダビングは正味6時間を要する。DVD側も約2時間の映画タイトル毎にディスクを入れ替えるのは面倒ゆえEPモード(6時間記録)で諦める。ダビングスイッチを押して6時間放置プレイとする。この際画質はどうでもいい、手元に保管している安心感と10年に一度、記憶の補完ができればそれでいいのだ。ダビング中にチラチラとモニターを観ていて思うのが、作品本編よりも合間に流れる25年前の関西ローカルのCMのほうが貴重かも知れない。
コメント (2)
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