前照灯
2012年04月05日 | 車
最近車のヘッドライトの挙動がおかしかった。C5のランプSWはハンドル左側に突き出す。左ハンドル車を無理くり右ハンドルに持ってきたので国産のそれとは配置が逆なのだ。因みに左にはもう1本オートクルーズのレバーが突き出す。右側にはワイパーレバーとオーディオコントロールレバーの2本。つまりハンドルからは4本のレバーが生えている。で、不調のヘッドライトだがスモールポジションから消灯に廻すと点灯するのだ。エンジンを切らないとヘッドライトが消えない症状。再現性も低く毎回消えないというものでもない。まあ直ぐに困るものでもないのでそのうちディーラーに持ち込もうと思っていた。しかし脳裏には「高額修理」の文字が過ぎる。点灯消灯のロジックが狂っているということはSW接点の劣化による接触不良か?そうなれば件の4本レバーアッセンブリの全交換かもしれない。それとも制御基板の交換?或いはどこかハーネスコネクターの短絡?HIDのバラストや安定器など疑いだすときりがない。原因が特定できず無駄な交換修理を繰り返す状況を恐れたのだ。そんなことを悶々と考えているうちに一つの原因に思い当たる。不具合が発現する少し前、コンピューターの液晶メニューを弄っていて「オートライト」メニューにチェックを入れたことだ。トンネルなどでライトが勝手に点灯するのを嫌いずっとOFFにしていたメニュー。ちょっとした好奇心からONにしたのだった。早速メニューをあたりチェックを外す。果たしてそれ以降不具合は治まった。雨天で曇天の昼間や夜間など車外が暗いと消したつもりが点灯となり、昼間のトンネルや立体駐車場を出ての消灯では素直に消えていたのだ。わかってしまえばつまらない原因だったが「びっくりしたなあもう」なのだ。